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FXの収入が20万円以下なら非課税?FXの税金について解説

非課税とは、税金が課されないことです。

収入があれば通常、所得税の対象ですが、条件を満たすことで税金が課されないこともあります。

FXで得た利益は所得です。しかし、20万円を超えなければ、非課税にあたります。
詳しく確認をしていきましょう。国内と海外業者、どちらを選んだかでも変わってきます。

確定申告時の参考にしてください。

 

 

FXの利益が非課税になるケース

FXで取引をした利益が非課税になるケースを確認しておきましょう。

 

給与所得がある人は20万円以下まで非課税

給与所得者(会社に雇用されている)、つまり本業でサラリーマンをしている人の利益が20万円以下ならば、非課税の対象です。ただしFX以外にも副業をしており、給与所得以外の利益が合計で20万円を超えていれば課税対象ですので、確定申告をしましょう。

超えていない人は、勤め先で年末調整をしていればOKです。

利益が20万円を超えていても、それを稼ぐための必要経費がある人もいます。
例えば、FXによる利益は21万円だったが、勉強するために本を購入した経費が2万円だった場合は利益20万円以下です。必要経費として認められるようにしておけば、確定申告の必要はなくなります。つまり非課税になるというわけです。

 

20万円を超えても非課税になる状況

給与所得のない人は、20万円を超えても38万円以下ならば確定申告の必要がありません。つまり非課税の対象と思ってください。給与所得のない人とは、専業主婦や、大学生、専業でトレーダーなどをしている人たちです。

 

 

海外FX業者と国内FX業者の相違点

国内と海外、どちらのFX業者を利用するかでも待遇が変わってきます。

国内業者の方が税制面で優遇されているイメージです。日本としても、海外に資金が流れるのを止めたいと考えるのは当然ではないでしょうか。トレーダーに、できるだけ国内業者を選んでもらえるよう、税制面で差をつけています。これは、バイナリーオプションの場合も同様です。

 

税区分と税率

FXで得た利益は、10ある所得区分の雑所得に該当します。これは国内でも海外でも変わりません

ただし税区分は異なります。

・海外:総合課税、税率は累進課税
総合課税とは、所得すべてを合計した金額が、課税の対象として計算される仕組みです。

・国内:申告分離課税、税率は一律20%(2037年まで復興特別所得税により20.315%)
申告分離課税とは、他の所得とは合算せずに所得の種類によって決められた税率で課税をする仕組みです。

 

海外FXで取引をした場合、利益が増えれば増えるほど、課税額が高くなっていきます。

所得金額 税率
195万円以下 5%
195万円を超えて330万円以下 10%
330万円を超えて695万円以下 20%
695万円を超えて900万円以下 23%
900万円を超えて1,800万円以下 33%
1,800万円を超えて4,000万円以下 40%
4,000万円よりも上 45%

上記に住民税の10%が加算されます。

控除額もありますが、国内の20.315%(所得税15.315%プラス住民税5%)と比べると高い金額です。

FXの収入だけではありません。すべての所得を足した金額です。副業でFXをされている人には、重荷ではないでしょうか。個人の給与所得によりますが、それなりに収入がある人は大変です。

国内FX業者で100万円の利益を得た場合、他の所得は関係ありません。100万円の20.315%が税金です。例えFXで1,000万円の利益を上げたとしても、国内ならば常に20.315%が適用されます。

利益が増えれば増えるほど、国内FX業者の方が課税額は低いです。副業でFXを利用している人が、20万円以下に抑え非課税の対象にしようと考えるのも仕方がありません。

 

国内業者は損失繰越が適用される

国内業者で損失を出した場合は、確定申告さえしておけば、その損失を3年間繰り越すことができます。

例えば国内FX業者を利用して、150万円の損失を確定申告で計上しておきました。

翌年国内FXで50万円の利益を出した場合、その50万円は前年と損失繰越額により控除され課税対象にはなりません。

その翌年に100万円の利益を出しても、損失繰越額が残っているので全額控除されます。

海外FX業者を利用した場合、上記の適用はありません。国内FX業者のみに利用できる高待遇です。

 

 

FXにおける税金の注意点

FXの税金に関する注意点を確認しておきましょう。

 

FXでの収入と判断されるポイント

FXによる収入と判断されるのはどの時点かを知っておきましょう。

年収における1年間とは、1月1日から12月31日までの間です。では12月31日に、利益を上げているポジションを保有していた場合は、その時の収入に加算をするのでしょうか。

答えは課税の対象にはなりません。

ポジションを決済して初めて損益が確定したと判断されます。12月31日に保有しているポジションは、利益が確定されていないため、その年の課税対象からは除外です。

中には、1年間の利益が200万円なので、180万円を利用してポジションを保有し年を越せば税金対策になると勘違いをする人もいました。

20万円の利益だから、非課税の対象になると思いこんでいます。言うまでもありませんが、すでに200万円の利益が確定しているので、ポジションを保有しても対策にはなりません。

12月31日までに180万円がロスカットされ損失になれば、課税対象からマイナスになりますが、それでは本末転倒です。

 

ポジションの保有に利用した金額は、必要経費ではないので勘違いをしないでください。

 

損益の相殺に注意

国内FX業者と、海外FX業者を利用しているトレーダーは、損益の相殺に注意をしてください。2つは税区分が異なりますので、相殺はできません。

例えば、国内FX業者で50万円の利益を上げ、海外FX業者で30万円の損失を出したとします。差し引くと20万円となり非課税になると考える人もいますが、そうはなりません。

国内の50万円すべてが20.315%の課税対象です。相殺はできません。

 

非課税対象でも住民税の申告は必要

確定申告のことばかり考えていることから住民税を忘れる人が多くいます。

残念ですが、住民税には非課税制度がありません。20万円を超えていないので、確定申告は不要と考えていると、住民税を脱税してしまいます。

20万円をこえていなくとも、確定申告をすれば住民税に反映されますが、していない場合は反映されません。

そのような場合は、お住いの市町村役場で手続きをしなければいけません。20万円以下の利益の場合は、住民税を忘れないように注意をしましょう。

 

 

FXの収入が20万円以下なら非課税【まとめ】

税金を好んで払いたいと思う人は少ないです。義務によって申告をします。

FXの利益が20万円を超えれば、非課税の対象から外れることから、忘れずに申告をしなければいけません。確定申告を免れたいのならば、非課税の枠内で取引をするべきです。

利益を得たいからFXを始めます。ただし、非課税の枠を超えたときは、わすれずに申告を行いましょう。

FXで人気の三角持ち合いの種類と手法を解説

FXの手法で人気の「三角持ち合い」、為替の教本を読むと、説明しているページが必ずあります。

FXの手法で人気が高いものは、すべて把握しておくべきです。
多くのトレーダーと同じ考え方を持つことで勝率もアップします。

初心者に大切なのは、三角持ち合いが発生していることを見極める力ではないでしょうか?初心者は、難しく考えることが多々あります。

そこで今回は、FXにおける三角持ち合いの種類を解説します。三角持ち合いの発生を見極めて、タイミングよくエントリーができるようになるトレーダーを目指しましょう!

 

 

FXにおける三角持ち合いとは?

三角持ち合いとは、チャート上に引いた2本のラインが交わることで三角に見えることから名づけられたテクニカル分析です。

2本のラインとは?

・ローソク足の上、高値同士を結んだライン

・ローソク足の下、安値同士を結んだライン

 

引いた2本のラインが交わらなければレンジ相場、もしくは強いトレンドが発生している可能性が考えられます。

逆に引いたラインの先が交わり、そのラインに沿ってローソク足が値動きするということは、値幅が小さくなっていることの現れです。

小さくすると一気にはじけるバネに似ていると思ってください。引いたラインをブレイクすれば、トレンドが発生する可能性が高まるテクニカル分析です。

つまり、三角持ち合いが発生すると、トレンドが発生する可能性が大きくなることから、エントリーチャンスの到来と判断ができます。
ラインを引くだけでわかる三角持ち合い、人気の手法になるのもうなずけませんか?

初心者は、チャート上にラインを引いて相場の状況を把握しましょう。ラインを引くことで三角になれば、それがどの種類なのかを確認して手法を考えることができます。

 

 

FXにおける三角持ち合いの種類とは?

FXにおける三角持ち合いは、次の3種類に分けることができます。ラインを引くことで三角を見つけたら、それがどの種類に当てはまるのかを見極めましょう。

 

種類①:上昇型三角持ち合い

上値は、同じレートで反発しているので、レジスタンスラインが引けます。

レジスタンスラインとは?

日本語で上値抵抗線と訳します。同じレートで何度も上昇が止められることから、水平に引けるラインのことです。

 

下値は、安値レートを上げているため上昇トレンドラインが引けます。

 

ローソク足の上に引かれた水平のレジスタンスライン「-」に、下に引かれた上昇のトレンドライン「/」が交わることで三角に見える状況が「上昇型三角持ち合い」です。

徐々に下値が上がっていくことから、上にブレイクする可能性が非常に高いことがわかります。

 

種類②下降型三角持ち合い

下値は、同じレートで反発しているので、サポートラインが引けます。

サポートラインとは?

日本語で下値支持線と訳します。同じレートで何度も下降が止められることから、水平に引けるラインのことです。

 

上値は、高値レートを下げているため下降トレンドラインが引けます。

 

ローソク足の下に引かれた水平のサポートライン「-」に、上に引かれた下降のトレンドライン「\」が交わることで三角に見える状況が「下降型三角持ち合い」です。

徐々に上値が下がっていくことから、下にブレイクする可能性が非常に高いことがわかります。

 

種類③:均衡型三角持ち合い

上値は、高値レートを下げているため下降トレンドラインが引けます。

下値は、安値レートを上げているため上昇トレンドラインです。

 

ローソク足の上に引かれた下降トレンドライン「\」に、下に引かれた上昇のトレンドライン「/」が交わることで三角に見える状況が「均衡型三角持ち合い」です。

 

持ち合いという言葉がふさわしい状況のテクニカル分析です。

上昇と下降の力が激しくせめぎ合うことから、どちらにブレイクするか予想が付きません。無理に注文をすれば、痛い目にあるかもしれないテクニカル分析です。

 

 

三角持ち合いの手法とは?

それでは、三角持ち合いを利用した手法を解説します。先ほどの種類の説明でブレイクする方向はわかりました。あとは注文をするタイミングが重要です。

 

手法①:サポートラインとレジスタンスラインをブレイク

サポートラインとレジスタンスラインを確実にブレイクしたらエントリーをしましょう。

「初心者あるある」をまず解説しておきます。

1.最高値と最安値を見極めようとしてPipsを根こそぎ取ろうとする。

2.根こそぎ得ようとするため、三角持ち合いに絶対の信頼を寄せる。

3.ブレイクする前にポジションを保有。

4.「だまし」にあい、損失のポジションを持つ。

5.三角持ち合いが出現したからブレイクは必ずすると最後まで信じ込み、大きな含み損を持つことに。

 

初心者あるあるの問題点は、根こそぎ取ろうとしたことです。

最安値で購入し、最高値で売れれば最高な気分になります。しかしFXはそんなに甘いものではありません。「だまし」にあう可能性もあります。

FXの基本な考え方は、負けを減らすことです。1回の取引で利益を最大限に取ろうとすることではありません。Pipsには余裕を持たすことが必要です。

「三角持ち合い」の種類に関係なく注文するときは、確実にブレイクしたことを確認してからにしましょう。「ブレイクするだろう」で注文をするのは避けてください。

  • 上昇型三角持ち合い:ローソク足の上に引いたレジスタンスラインをローソク足が確実にブレイクした。
  • 下降型三角持ち合い:ローソク足の下に引いたサポートラインをローソク足が確実に下へブレイクした。

三角持ち合いさえ見極められれば、手法は簡単です。

 

手法②:押し目買いと戻り売り

ブレイクしたからと言って、必ず一方的にレートが進むわけではありません。

多くの場合、いったんレートはライン付近に戻ります。このタイミングで「押し目買い」と「戻り売り」を利用する手法も効果的です。

・上昇型三角持ち合い:突破されたレジスタンスラインは、サポートラインに変わります。一旦レートが下がり、サポートラインに触れたことで押し目買いをする手法です。

・下降型三角持ち合い:突破されたサポートラインは、レジスタンスラインに変わります。一旦レートが上がり、レジスタンスラインに触れたことで戻り売りをする手法です。

 

レートが一旦戻らないこともあります。そのため、確実に利用できる手法ではありませんが、ブレイクした瞬間を利用するよりも勝率が上がります。

どちらにせよデモ口座を利用して、いろいろと試してみましょう。

初心者が利用するテクニカル分析としては有効な手法です。

 

 

FXで人気の三角持ち合いの種類と手法【まとめ】

FX初心者の人は、早めに自分の得意とする手法を持ちましょう。

自分の予想が的中する楽しみを味わってください。その嬉しさを味わたいと思うことで、為替の勉強がはかどります。

三角持ち合いは、多くのトレーダーに利用されているテクニカル分析です。初心者にもわかりやすく、すぐに取得できることでしょう。三角持ち合いの発生を見極めて、3種類のどれに属するかを判断します。

あとは、だましに気を付けて、確実にブレイクしたタイミングで注文をするだけです。まずはデモ口座を利用して、試してみてください。

FXで勝利UPするのに必要な検証とは?やり方を解説

FXで勝率UPを計るためには検証が必要です。

ただし検証はある程度のレベルに達してなければ意味がありません。

為替の基本は勉強しましたか?チャートの見方は大丈夫ですか?検証はFXで取引をするうえでとても重要ですが、意味も分からず続けるのは時間の無駄かもしれません。

テクニカル指標や為替について基本的なことを理解している人が、次のステップとして行うべきステージです。

今回は、FXのリアル口座で実際のお金を利用する前に必要な、検証のやり方について解説をしていきます。

 

 

FXの検証とは?

検証は、いろいろな場面で利用される言葉です。「現場検証」など、お堅いイメージを持つ言葉ではないでしょうか。

検証とは、「真偽を必要とする現象や法則に対し、説明をするのに役立つ判断を言語で表したもの」です。

FXにおける検証は、「仮説を証明する」ときに利用されます。

例えばテクニカル指標がある動きをすると上昇すると言った仮説を立て、それがどのくらいの確率で起こるのかを調べることです。

検証した結果、確率が高ければ、実践で利用ができる手法となります。

 

FXにおける検証は資金を無駄にしなためにも重要

FXにおいて、自己資金を無駄にするのは愚かです。

何の策略もなく取引を始めるのは、投資ではありません。一時の利益を得たとしても、それは運否天賦です。継続はしません。「なぜここで注文をしたのか」「なぜここで決済をしたのか」これらを説明できないトレーダーは危険です。

まだ実践をするべきレベルではありません。資金を溶かしFXから退場を余儀なくされることでしょう。

最初の資金を大切に利用するためにも、まずはエントリーポイントの仮説を立て、それが正しいのか検証をします。つまり、ルールの作成です。

検証をした結果、利益が出せないと分かれば、検証で気がついたことを盛り込みながら、仮説を作成し直します。再度検証の結果、勝率UPができる仮説が完成したときに、それをエントリールールとして実践で活用しましょう。

曖昧なエントリールールは、資金を捨てる行為、絶対にしてはいけません。検証で得た勝率UPができるルールを、実践で利用してください。

 

FXは真似だけでは勝率UPができない

ネットで検索をすると、「必勝法」などエントリーのタイミングを紹介するサイトが見つかります。

サイトで見た手法をいきなり実践で真似するのは危険です。その手法は、サイトの運営者の手法であって、あなたにはまだ仮説の段階と捉えてください。

本当に勝率UPするかどうかは、自分が実際に検証してからでないとわかりません。リアルチャートでエントリータイミングが出現したとき、自分にも注文できるかは疑問です。半信半疑になるのが当然ではないでしょうか。慎重になるべきです。

「知っている」と「利用できる」は違います。

検証をして勝率UPができることが確信できたら利用をしましょう。FXにおける検証は、トレーダーがレベルUPするためにも必要なものです。

 

 

FXで勝率UPする検証のやり方とは?

それでは、FXで勝率UPをするために必要な検証のやり方を解説していきます。

検証のやり方はいろいろあるので、こういったやり方もあるというイメージで見てください。

 

FXのチャートを見てパターンを見つける

MT4のチャートをじっくりと眺めてみましょう。チャートをノートに書き写すと、上がりと下がりの法則がなんとなくつかめてきます。

例えば、常に高値を更新するローソク足の連続を見つけたら、それは上昇トレンドが発生しているかもしれません。そこの付近で何かきっかけがないか探してみましょう。

前日の高値を更新したなど、上昇する理由を見つけられれば、大きな成長です。サポートやレジスタンスラインを引いてみましょう。複数の移動平均線を表示させてみたら、ゴールデンクロスが発生しているかもしれません。

まずは、トレンドの発生をローソク足だけで見つけて、そのきっかけを探します。

検証を意識しはじめたばかりの人は、為替の知識だけがある状態ではないでしょうか。

為替の勉強を終えたばかりの人に足りていないのがチャート感覚です。チャート感覚は、一朝一夕で身に付くものではありません。

多くのチャートを見る機会を設けましょう。検証はチャートを眺める時間を持つきっかけになります。

 

FXで勝率UPしそうなエントリールールを見つける

チャートを見続けたことで、上昇のパターンが見えてきましたか?同じような示唆が勝率UPしそうな仮説になります。

移動平均線も期間を変えるなどして、より反応の良い自分のテクニカル指標を見つけましょう。テクニカル指標は、デフォルト通りに使うだけではもったいないです。

せっかく期間が変更できるのですから、いろいろと試し、メモをとりながらパターンを見つけて、それを仮説にしましょう。

難しい人は、サイトを検索して、仮説を探してください。ここまでの工程を飛ばし、サイト運営者が紹介するルールを利用しましょう。

そのルールが自分に合うか検証をすればいいだけです。

ただ、チャートと向き合う時間は大切なので、できるだけ自分で探すことをおすすめします。

 

勝率UPするか検証をする

過去チャートを利用して、勝率UPする手法か検証をしましょう。見つけた仮説が、どれくらいの確率で反応するのか確認をします。

MT4で過去チャートを表示させ、上手に画面をスクロールさせてください。行き過ぎると答えが見えてしまいます。答えを見ると、反応しなかった回数を見落とすかもしれません。パソコンの画面を半分かくすなど、工夫をしながら検証をしてください。

検証は多ければ多いほど有効です。最低でも1年前の過去チャートから検証をスタートさせましょう。

仮説(エントリールール)が示唆された「日時」「時間」「ポジションの平均保有期間」「結果」などをExcelに記載をしてください。勝率UPしているかの確認に役立ちます。

もしかすると、時間帯で勝率が変わる仮説かもしれません。検証が終了したらExcelを見直して、いろいろな情報を取得しましょう。

勝率が良ければ、動くチャートが利用できるデモ口座で確認をします。デモ口座で本当に勝率UPするかを確認してください。

デモ口座で実績が出せれば次はリアル口座です。

 

FXのリアル口座で取引をする

FXのリアル口座を利用するのは、ここまでの工程が終了してからです。その前に利用をするのは、大切な資金が底を突く可能性があります。

無駄な注文を減らすのがFXで勝つためには必要です。無駄に資金を減らすは、取り戻す作業が生じます。無駄な時間です。

デモ口座に慣れるのは危険と説明する人もいます。間違ってはいません。

要は、真剣に取り組んでいるかが大切です。

プロスポーツ選手が本番さながらの練習をするのはどうしてでしょうか。本番のためです。それを無駄だと思いますか?遊びながらの練習ならば、本番に影響を及ぼすかもしれません。はっきり言って無駄です。

しかし、真剣に行われた練習は本番に生かされます。「練習を思い出せ」は、よく聞かれる言葉です。真面目に練習を取り組んだ人にしか言えない言葉ではないでしょうか。

 

FXも同じです。デモ口座を利用した検証を不真面目にやれば意味がありません。真剣にやればリアル口座に生きてきます。

 

 

FXで勝率UPする検証のやり方【まとめ】

FXの勝率UPを目指すのならば、検証は必要です。

ただし、面倒と思いダラダラやる検証は意味がありません。真剣にやる検証にこそ勝率UPのカギがあります。

チャート感覚を強化しながら仮説を立ててください。それを検証したあと、実践で利用し、勝率UPをさせていきましょう。

FX初心者が知っておくべきキャピタルゲインとインカムゲインを解説

キャピタルゲインとインカムゲインは、FXで利益をだす方法です。

FX初心者の中には、「そんな言葉は聞いたことが無い」と思われる人がいるかもしれません。知らぬ間に利用をしている方法です。ただ、知っていて損はありません。

今回の記事では、キャピタルゲインとインカムゲインを詳しく解説します。FX初心者の方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

FX初心者が知っておくべきキャピタルゲインとは?

FXにおけるキャピタルゲインとは、通貨ペアを売買することで得られる利益を指します。

安いときに買って高いときに売る、この差額が「キャピタルゲイン」です。
逆に損失が出てしまうことを「キャピタルロス」と呼んでいます。

FX初心者の人は、言葉は知らなくとも取り組んでいた内容ではないでしょうか。

FXは、キャピタルゲインが得られるタイミングを模索して取引をします。

 

FX初心者がキャピタルゲインを得るための方法

キャピタルゲインを得る方法は、次の2つです。

  • レートが安いときに買いポジションを保有し、高くなったときに決済をする
  • レートが高いときに売りポジションを保有し、安くなったときに決済をする

 

差額が大きくなれば、より大きなキャピタルゲインを得られます。
逆に取引をすれば、キャピタルロスになるわけです。

まさに、FX初心者の方が持たれていたイメージの取引ではないでしょうか。

トレーダーは知らぬ間に、キャピタルゲインを求めて取引をしていたのです。

 

FX初心者がキャピタルゲインで注意をすべき点

FX初心者が、キャピタルゲインを得るときに注意すべき点を確認しておきましょう。

 

FX初心者は感情に流されやすい

FX初心者は、取引に対し感情に流されやすいです。

大きなキャピタルゲインを得たときは、「このままの調子でガンガン行こう!」と思い、キャピタルロスのときは「次で絶対に取り戻す」と感情をあらわにします。

このような感情は、FXの取引時には必要ありません。抱いてはいけない感情です。

FX初心者は、いい意味での「機械的な取引」を心がけなければいけません。

キャピタルゲインで怖いのが、「コツコツドカン」です。

FX初心者の多くは、コツコツドカンで退場をします。コツコツためたキャピタルゲインが、1度の取引でドカンと負けマイナスになる現象です。

勝っているときは「もっと上がる」と信じ、負けているときは「戻る」と祈ります。そこに根拠があればまだましですが、テクニカル指標による根拠などはない状況です。

神頼みで勝てるほどFXは簡単ではありません。パソコンの前で祈るのは、テクニカル分析をしていない証拠です。「こうなったらいいな」は、FX初心者が抱いてはいけない感情と言えます。
客観的に自分の姿を見てください。パソコンの前で祈っている姿は滑稽です。

キャピタルゲインをしっかりと得たいのならば、注文をしたときにかならず損切りと利確のポイントも入れておきましょう。

負けることもある、その負けをいかに低くすかが大切です。

負けから多くを学び、次の取引に生かしてください。キャピタルゲインをより多く得られるようになればいいだけです。

 

FX初心者は相場の見極めが肝心

FX初心者がキャピタルゲインを得るために注意して欲しいのが、相場の見極めです。

「レンジ相場」と「トレンド相場」では、取引の方法が異なります。「大きなキャピタルゲインが得られない」と話すFX初心者のほとんどが、相場状況を確認していません。

 

レンジ相場は、同じレート内で値動きする状況です。レンジ相場のレート内をどちらかに突き破った場合は、トレンド相場に発展したかもしれません。トレンド相場は、一方方向にレートが動く状況を言います。値動きが強く突き進めばトレンド相場です。

取引の手法は相場状況によって異なります。「レンジ相場は逆張り」「トレンド相場は順張り」が基本です。

一定のレート内で動くローソク足を見てレンジ相場だと思い、逆張りをしました。ポジションを保有後トレンド相場に発展し、大きなキャピタルロスになるといった状況は、FX初心者によく見られる状況です。

FXの基本はトレンドに乗ること、しかし1日の約7割がレンジ相場と言われています。FX初心者は、トレンドからの転換点でキャピタルゲインを逃すのです。

チャート上には、必ずラインを引いておくようにしましょう。直近の高値や安値を利用して引いておけば、相場の転換点に気が付きます。移動平均線を利用するのも良い手段です。

FXで大きな利益を得ているほとんどのトレーダーは、キャピタルゲインから得ています。得るためには相場状況の把握が必要不可欠です。

 

 

FX初心者が知っておくべきインカムゲインとは?

FXにおけるインカムゲインとは、ポジションを保有することで得られる利益を指します。

取引する通貨ペアのうち、高金利通貨の買いポジションを保有し続けることで得られる利益です。

FX初心者の人は、インカムゲインで得られる利益を知らない人が多くいます。

FXを始めたばかりの人は、キャピタルゲインをメインで行うのが通常です。のちにインカムゲインを利用した利益の習得方法を学び、「キャリートレード(インカムゲインを狙ったトレーダー手法)」に移行をするトレーダーもいます。

 

FX初心者がインカムゲインを得るための方法

インカムゲインを得るには、FX業者のスワップポイントを知らなければいけません。

スワップポイントとは?

金利差調整分のことです。通貨ペアに生じる2カ国の金利差によってスワップポイントは変わります。

金利の高い通貨を買いポジションで保有し続ければ、金利の低い通貨との差額が得られるというわけです。この得られた金利の差額が、インカムゲインにあたります。

FX業者によって「スワップポイントの値」と「スワップポイントが付与される日時」が異なるので、確認をしておくようにしましょう。

FX初心者の人は、日をまたいだポジション保有をなかなかしないものです。初めて日をまたいだ時、プラスやマイナスを確認したことはありませんか?それは、スワップポイントで生じたものです。
ポジションを決済すると当時にインカムゲインが得られます。

 

FX初心者がインカムゲインで注意をすべき点

それでは、FX初心者がインカムゲインで注意をすべき点を確認しておきましょう。

 

スワップポイント付与日に注意をする

FX業者によって、スワップポイントが付与される日時が異なります。ほとんどの業者が翌日の早朝です。また、土日の保有は繰越されるので、取引業者の付与日を確認しておきましょう。

付与された後、決済をしたことでインカムゲインを得られます。タイミングを間違わないように注意をしてください。

 

インカムゲインを考え過ぎるとキャピタルロスに合う

高金利通貨を意識し過ぎた結果、テクニカル分析を怠るFX初心者もいます。

インカムゲインを得ても、大きなキャピタルロスが生じればマイナスです。

急激な価格変動によりロスカットが生じてしまい、スワップポイントを得る前にポジションが強制解除されたら目も当てられません。

インカムゲインは、ポジションを保有しているだけで得られますが、証拠金維持率を気にしておく必要があります。高金利通貨の魅力に惑わされないよう注意をしてください。

 

 

FX初心者が知っておくべきキャピタルゲインとインカムゲイン【まとめ】

FX初心者は、キャピタルゲインをメインに取引をしましょう。

インカムゲインを得るには、「トルコリラ」や「南アフリカランド」など、なじみがない通貨で取引をしなければいけません。FX初心者は、なじみのある、「日本円」や「米ドル」「ユーロ」で取引をする方が、テクニカル分析もしやすくなります。

慣れてきたらインカムゲインを意識するのも必要ですが、まずはキャピタルゲインをメインに取引しましょう。

FXのMT4自動売買は儲からない?初心者が特に稼げないワケ

「FXのMT4自動売買は儲からない?」

 

自動売買に頼って、すぐ手を出してしまう初心者が多いですね。

MT4自動売買は、高額な商品も多いため、必ず今導入すべきか?を検討することが大切です。

 

初心者が特に稼げないワケも、具体的に解説していきます。

まずは、FXのMT4自動売買は儲からない理由を見ていきましょう。

 

 

FXのMT4自動売買は儲からない理由

 

MT4自動売買の正しい活用ができない

 

>>>MT4自動売買をうまく使いこなせない

 

「MT4(メタトレーダー4)とは何?」

FX取引ツール兼チャートソフトのこと。

 

高度なテクニカル分析を行う中で、自動売買を進めていくこととなります。

そのため、MT4自動売買自体を使いこなせないと、成果が出にくいのですね。

 

「MT4の意味がよくわからない」

「自動売買だから何でも同じでしょ」

なんて初心者は、導入した後もうまく活用しにくいです。

 

MT4自動売買は、独自に自動売買プログラムを調整できるメリットは大きいです。

しかし、活用の仕方で大きく成果が変わってくるなど、導入すれば稼げるワケではない点を頭に入れておきましょう。

 

MT4自動売買を導入する前には、正しく活用できるスキルが最低限必要になるのですね。

 

 

詐欺で高額な料金を支払い損をする

 

>>>詐欺で騙される可能性もあるので注意

 

「よくわからないから、優良なソフトを買ってしまう」

と、ついついラクをしようとして、有料のEAを買ってしまいがちです。

 

「EAとは何?」

Expert Advisor(エキスパートアドバイザー)の略称。MT4で開発された自動売買プログラムのことを言う。

 

しかし、商品の特性上、初心者には詳細を理解できず、カモにされてしまう可能性が高いです。

実際、10万~など高額なEAを販売してる業者も多いのですね。

 

詐欺商品には、

  • 取引内容の詳細
  • 具体的にどの程度成果が出るのかの目安

など、詳しく説明されていないケースが多いです。

 

しかし、EAの特性や中身を理解してないと、何が怪しいのかの判断が難しいですよね。

 

自身で判断できればいいですが、EAの選び方さえもわからない初心者は、手を出さないほうが無難です。

 

 

FXのMT4自動売買で初心者が特に稼げないワケ

 

>>>相場に合わせたEAが必要なので、ある程度の知識ないと厳しい

 

自動売買プログラムを相場に合わせて設定することが、重要なのですね。

あまりFXの知識がない初心者が手を出すと、設定段階でつまずいてしまう可能性が高いです。

 

「今の相場ではどのような自動売買プログラムの設定をすればいいか?」を考える視点が重要なのですね。

相場に合わせたEAが必要なので、ある程度の知識ないと厳しいのです。

 

 

>>>カスタマイズできないと、変化に対応できない

 

自動売買プログラムと言っても、最初に導入さえすれば、後は放置ではNG。

変化に対応しながら自動売買プログラムを動かしていくイメージですね。

 

そのため、定期的なメンテナンスが必要になってきます。

「後は勝手にやってくれるからラクでしょ」

なんて初心者目線だと、急な変化に対応できず、大損するかもしれません。

 

カスタマイズできないと、急な変化に対応できないデメリットがあるのですね。

適当に始めるには、リスクが大きいと言えます。

 

 

>>>FXのMT4自動売買をする前に、自身で売買をして経験を積むことが重要

 

実際に売買を繰り返してないまま、FXの自動売買ツールへ頼るのは、リスクが大きいです。

そのため、チャートの動きや売買のタイミングをリアルに体験するため、まずは自身で取引を繰り返すことが大切です。

 

経験を積むことで、どんな自動売買を選ぶべきか?自分なりの指標が見えてきます。

FXを始めたばかりの初心者は、いきなり自動のプログラムに頼らないほうが良いってことですね。

 

実際の経験を積んだ後に、FXのMT4自動売買を検討すると、大きな失敗を防ぐことにつながります。

 

 

まとめ

 

FXのMT4自動売買は儲からない理由は、

MT4自動売買の正しく使いこなせないため、メリットを有効活用できない点が挙げられます。

 

特に、自動売買にも色々な種類があるので、FXのMT4自動売買の良さを理解した上で導入する必要があるってことですね。

 

また、EAの特性や中身を理解してないと詐欺に合ってしまう可能性が高いです。

高額な商品が販売されてるので、有料の場合は必ず安心できるEAなのかをきちんとチェックすることが重要です。

 

特に初心者がFXのMT4自動売買で稼げないワケは、知識不足も大きいです。

FXの取引に慣れてない初心者がいきなり自動売買へ頼ってしまうには、大きなリスクがある点は頭に入れておきましょう。

 

導入した後も、相場に合わせたカスタマイズが必要となります。

チャートはどんな動きをするかは、誰もわかりません。

 

そのため、その場に合わせた対応ができるか?がFXのMT4自動売買でも欠かせないのですね。

 

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FX初心者が移動平均線を簡単に使う方法とは?3つの手法の理解が大切

FX初心者でも移動平均線を簡単に使うには、まず使いやすく、具体的な手法から理解していくことが大切です。具体的な手法をイメージすると、どのタイミングで買いや売り注文を出せばよいのか適切な判断ができます。今回は、FX初心者が移動平均線を簡単に使う方法として3つの手法をお伝えします。

この記事で解決できる悩み

・移動平均線って何となくイメージが付きにくい……
・買いや売りのタイミングはどうやって判断する?
・FX初心者が移動平均線を簡単に使うには?

 

FX初心者の方であれば、なかなか移動平均線を理解できないと悩んでいるのではないでしょうか。

移動平均線は概要だけを理解しても使いこなすことはできません。

そこで、まずは移動平均線の具体的な手法を学んでいきましょう。

具体的な手法をイメージすると、どのタイミングで買いや売り注文を出せばよいのか適切な判断ができます。

今回は、FX初心者が移動平均線を容易に使う方法として3つの手法をお伝えします。

 

 

FX初心者が移動平均線を容易に使う方法(1)ゴールデンクロス

短期の移動平均線が中期の移動平均線を、または短・中期の移動平均線が長期線を下から上回る現象です。

上記の傾向は相場が上振れる前兆とされています。

ただし、ゴールデンクロスが現れても、必ずしも相場が上振れるとは限りません。

その現象とは逆に動く「だまし」の可能性もあるからです。

では、信頼性はどのようにして判断すればよいのでしょうか。

以下で、信頼性の高いゴシグナルを見つける方法をお伝えしていきます。

 

短・中期の移動平均線が長期線を上に突き抜けたときを狙う

信頼性の高いシグナルを見分けるには、長期の移動平均線に注目しましょう。

短期および中期の移動平均線が長期線を上抜けした場合、信頼性が高いといえます。

一方、短期線が中期線を上抜けしたときも一般的にはゴールデンクロスと呼ばれます。

しかし、短期線が中期線を縦断したときはミニクロスとも呼ばれ、あまり信頼性は高くありません。

よって、より信頼性の高い方法として、短期線が長期線を上抜け、または中期線が長期線を縦断することがポイントです。

 

長期の移動平均線が上昇中のときを狙う

今度も長期の移動平均線に注目します。

仮に長期の移動平均線が上昇中の場合、短期線や中期線が長期線を上抜けすると信頼性の高い買いシグナルです。

また、長期の移動平均線は足踏み状態でも構いません。

ただし、長期線が下向きの場合は、たとえ短・中期線が突き抜けようとも上昇トレンドに乗りづらいことがあります。

つまり、この場合はだましの可能性が高いといえるでしょう。

よって、長期線が上昇中・足踏み状態のときに縦断することが重要です。

 

FX初心者が移動平均線を容易に使う方法(2)デッドクロス

これまでお伝えしたクロスとはまったく反対の移動平均線の動きを表します。

短期の移動平均線が中期線を、または短・中期の移動平均線が長期線を、今度は上から下抜けすることです

下降トレンドを表しやすく、売り注文のタイミングをはかる際に役立ちます。

ただし、だましの可能性もあるので以下でポイントを掴んでいきましょう。

 

短・中期の移動平均線が長期線を下に突き抜けたときを狙う

先ほどお伝えしたゴールデンクロスの場合と手法は変わりません。

一方、デッドクロスは移動平均線が上から下に向かう時期を狙うという点が異なります。

 

長期の移動平均線が下向きのときを狙う

こちらも手法自体はゴールデンクロスのときに紹介したものと同じです。

一方、デッドクロスの場合は移動平均線が上から下に向かう時期を狙いましょう。

長期線が下向き・足踏み状態のとき、短期線や中期線が下抜けする時期を狙うということです。

 

 

FX初心者が移動平均線を容易に使う方法(3)グランビルの法則

グランビルの法則も同時に使うことで買い・売りの判断の正確性が高まります。

グランビルの法則とは、200日移動平均線をもとに将来のトレンドを探る手法です。

200日移動平均線に対してレートがどのように動いたかによって、8つのパターンから買い時や売り時を判断します。

 

買い注文を入れるパターン

まずは、買い注文を入れるパターンをお伝えします。

  • 上向きまたは足踏み状態の移動平均線をレートが上方向に縦断
  • 上向きの移動平均線をレートがいったん下回り、再び上抜け
  • 上向きの移動平均線よりもレートが上回っている状態でさらに上昇する
  • 下向きの移動平均線からレートが大きくかけ離れて下降する

移動平均線が上向きまたは足踏み状態のときだけではなく、下向きであっても買いシグナルとして活用できます。

たとえば、移動平均線が下降中にレートが平均線を大きく下回って下降する場合、レートは自然に平均線の場所へ近づこうとするので反発(上昇)に転じやすいといえます。

 

売り注文を入れるパターン

次に、売り注文を入れるパターンをお伝えします。

  • 下向きまたは足踏み状態の移動平均線をレートが下方向に抜ける
  • 下向きの移動平均線をレートがいったん上回り、再び下抜け
  • 下向きの移動平均線よりもレートが下回っている状態でさらに下降する
  • 上向きの移動平均線からレートが大きくかけ離れて上昇する

上記の通り、前述した買い注文を入れるパターンのまったく逆のシグナルを待つだけです。

特に、下向きまたは足踏み状態の移動平均線をレートが下抜けする場合は信頼性の高い売りシグナルで、なおかつFX初心者の方にも取り入れやすい方法といえます。

 

 

【FX初心者が移動平均線を容易に使う方法】まとめ

FX初心者が移動平均線を使うには、まず使いやすい手法から理解していくことが大切です。

今回は3つの方法をお伝えしましたが、いずれもパターンが覚えやすく、FX初心者の方にも簡単です。

まずは3つの方法を使って買いや売り注文の時期を掴んでいきましょう。

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FXの勉強法は?初心者が始める時の学び方のコツをわかりやすく解説!

「FXの勉強法には何がある?」

FXを勉強したい初心者向けへ、勉強方法の種類についてまとめました。

 

また、初心者が始める時の学び方のコツを知ることで、スムーズに効率的な勉強の仕方もわかります。

間違った学び方をしないためにも、正しいFXの勉強方法について確認していきましょう。

 

まずは、FXの勉強法は何があるのかを解説していきます。

 

 

FXの勉強法は?初心者が始める時用

 

FXの勉強法には大きく分けて

  • 専門書
  • SNS
  • ネット検索
  • 有料教材
  • コンサル

などの5つの方法があります。

以下で詳しく見ていきましょう。

 

専門書

 

専門書で基礎知識を学ぶ

 

FXに関する書籍はたくさん出ています。

まずは基礎的なFXの知識を得るところから始めてみましょう。

 

また専門書によってそれぞれテーマを絞って解説してくれています。

FXにも色々な分析があります。

 

  • 過去の値動きを参考に売買のタイミングを判断する「テクニカル分析」
  • 政治経済から値動きを予測する「ファンダメンタル分析」

 

など勉強するテーマが変わってるのですね。

そのため、ある程度のFXに関する全体像がわかってきたら、自分がどんなFXの分析をして収益を伸ばしたいかを確認する必要があります。

 

SNS

 

最新のSNSの情報発信を参考にする

 

まとまった情報は専門書から得るスタイルで問題ありませんが、最新情報が学べるとは限りません。

今は、書籍だけではなく、今はSNSで最新の情報を得られる時代です。

うまくSNSの情報発信を取り入れることで、かしこくFXの勉強ができるってことですね。

 

ネット検索

 

有益な情報がネットで検索できる

 

またSNSだけではなく、ネットにもたくさんのFXに関する情報が出ています。

グーグルやヤフーの検索エンジンで、色々なFXに関する記事を見れるのですね。

 

そのため、無料で貴重な情報を大量に得られます。

学べる環境は整ってるのですね。しかも、タダで学べるので、ネットさえつながっていたら今すぐ勉強を始めることができます。

 

有料教材

 

有料教材で勉強する

 

ネットが普及してる今は、お金をかけなくても、ある程度の知識を身につけることができます。

しかし、無料で学ぶには限界がある点は頭に入れておきましょう。

出回ってないFXで勝つための貴重な情報が、有料の教材で売られてる場合もあるのですね。

有料教材にも当たり外れがあるので、選ぶ時には、

 

  • 実際に売れているか
  • 成果を出せる人が多いか
  • 使用してみた人の口コミ

 

を参考に選ぶようにしましょう。

 

コンサル

 

実績がある人のコンサルを受けて学ぶ

 

自分から勉強することも大切ですが、直接教えてもらう方法もあります。

FXで成功してる人へお金を払ってコンサルをしてもらう勉強方法ですね。

 

書籍や有料教材などに比べると、かなり高額になるケースもあります。

しかし、経験してきた視点や成功例を実際に共有できるので、学ぶ質は格段にアップします。

 

 

【FXの勉強法】初心者が始める時のコツ

 

まずはデモトレで取引に慣れるのもアリ

 

デモトレはデモトレードのこと。

 

実際のお金を使わずに、仮想の資産でFX取引を体験できるシステムですね。

そのため、デモトレを活用することで無料でFXを体験しながら、勉強できるのです。

 

「FXの勉強には実践することが大事らしいけど、資産がない!」

「初心者でいきなり負けるのが怖くて、取引できない!」

といったあなたは、リスクのないデモトレードでFXを体験しながら勉強する方法もあります。

 

 

経験者の話を聞くだけでも勉強になる

 

まわりにFXの上級者や経験者がいたら、話を聞いてみるだけでも、濃い勉強方法になりますね。

 

・どんな失敗をしたのか

・初心者の時、何が大変だったか

・失敗をどう乗り切ったか

 

など、経験者がFXを始めた時に感じた経験や対処法を学べます。

 

今までの経験値を聞くと、同じミスをしないよう対処できるので、大きな教材になるってことですね。

まわりにFX経験者がいたら、積極的に話を聞いてみることをおすすめします。

 

 

1つの勉強方法に絞らないことも重要

 

それぞれの勉強方法にはメリットデメリットがあります。

例えば

書籍だけだったら、最新の情報を得られない

SNSだけだったら、間違った発信を信じてしまう可能性もある

など1つのFXの勉強方法に絞ってしまうことで、偏った情報を得ることにつながります。

 

そのため、

 

  • 専門書
  • SNS
  • ネット検索
  • 有料教材
  • コンサル

 

など色々な情報元からFXを学んでいくことが確実です。

 

自信過剰になって、勉強しないのはNG

 

「なんとなく自分なら稼げる気がする」

なんて始めて、大損する初心者が多いです。

 

そのため、勉強を一切しないでFXで勝負するのは、とても危険なのですね。

知識があるから、失敗した時に改善できるので、勉強する姿勢は忘れずに持っていきましょう。

 

 

【FXの勉強法】初心者が始める時の学び方のコツまとめ

 

FXの勉強法としては

 

  • 専門書で知識を得る
  • SNSの情報発信で学ぶ
  • ネット検索で調べる
  • 有料教材を活用する
  • コンサルで教えてもらう

 

などの方法があります。

それぞれのメリットデメリットも知ることで、1つのFXの勉強方法に絞らない学び方をしたいですね。

デモトレなどもうまく活用して、実践しながら知識を得ていきましょう。

 

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【FX】4時間足が人気の理由とは?スイングトレード手法を解説

FXでテクニカル分析をするのならば、4時間足を無視できません。

その理由は「いい塩梅(あんばい)」だからです。正に「ちょうどいい」という言葉がピッタリの時間足ではないでしょうか。人気が高いのもうなずけます。

人気が高いのだから、4時間足に詳しくなれば勝率も上がるのではと思いませんか?

そこで今回は、FXで4時間足が人気の理由と、それを活用したスイングトレード手法の解説をしていきます。

 

 

FXで4時間足が人気の理由とは?

最初に、FXで4時間足の人気が高い理由から確認をしておきましょう。

 

ダマしが少ない

ダマしが少ないのは魅力的です。

FXにおけるダマしとは?

テクニカル分析やローソク足の動きなど、エントリータイミングが示されたにもかかわらず、それと逆方向に値動きすること。

FXで利益をだすには、ダマしを見破る必要があります。

ただ、一長一短で見破れるものではありません。チャートと向きあった時間が経験となり、ダマしを回避するための知識を増やします。

「それでは初心者にはどうしようもないの?」と思われるかもしれませんが、そこで活躍するのが4時間足です。

ダマしは、より短い時間足でよく見られます。

1分足では、ダマしが頻繁に出現することから、エントリータイミングを見つけるのも一苦労です。

その点、4時間足ならば1本のローソク足に4時間分の情報が詰まっています。チャート画面上に表示される情報は、1分や5分足の比ではありません。情報量の多さがテクニカル指標などのダマしを少なくします。

誰だって騙されるのは嫌なものです。イライラします。

FXにおけるイライラは、負けに直結する可能性もあること、トレード中は感情的になってはいけません。

4時間足は、冷静を保つためにも必要なローソク足チャートです。

 

多くのトレードスタイルで利用できる

4時間足が人気の理由は、多くのトレードスタイルで利用できる時間足だからです。

FXでテクニカル分析をする場合は、長期チャートから短期チャートの順に見ていくのが基本とされています。

長期で全体の方向性を見極め、短期チャートでエントリータイミングをはかる方法です。

4時間足は、トレード手法によって活用方法は変わりますが、注文をする前に1度は見ておきたいチャートです。

スキャルピングやデイトレードならば、相場の状況判断に利用します。現在は「上昇トレンドなのか」「下降トレンドなのか」「それともレンジ相場なのか」4時間足を見れば、相場状況の把握は簡単です。

4時間足で、買いか売りの目線を付けてから、短期チャートを利用してポジション保有をします。

スイングトレードならば、週足や日足で相場状況を見極めるのが通常です。4時間足で売買タイミングをはかります。

いろいろな場面で利用ができる4時間足、「人気が高い=よく利用される」と考えることができませんか。

そう考えると「よく利用される=多くのトレーダーが見る」ことにつながります。

FXは多くのトレーダーが利用しているチャートを見るのが勝つ秘訣です。同じチャート画面で分析する方が、同じ考え方ができます。

その点から考えても、4時間足は利用するべき人気の高いチャートというわけです。

 

 

人気の4時間足を利用したスイングトレード手法を解説

スイングトレードは、数日から数カ月にわたりポジション保有をする手法です。

専業トレーダーよりも、別に本業があるトレーダー向けの手法ではないでしょうか。一度ポジション保有をし、その際に指値注文をしておけば、結果をチェックする程度で取引ができる手法です。

スキャルピングのように、パソコン画面を見続ける必要はありません。チャートから解放される時間が多いことからも、人気の高いトレードスタイルです。

 

スイングトレードはトレンドの見極めから始める

スイングトレードは、トレンドの見極めから始めます。

週足や日足で、現在が上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを確認しましょう。

レンジ相場は取引を控えてください。方向性が分からない相場で取引をするのは投資ではありません。

上がるか下がるか、2分の1の確率で勝負をするギャンブルです。

必ずトレンド発生の有無と、方向性を判断するようにしましょう。

確認は4時間足でなく、週足や日足を利用します。

方向性の確認は上昇トレンドの場合、下値を更新せずに反発をしているかです。下値を更新せず上値を更新していれば上昇トレンドと判断ができます。

 

4時間足で売買ポイントを見つける

上昇トレンドが週足や日足で確認できたら、4時間足で売買ポイントを待ちます。上昇トレンドの場合は、「押し目買い」でポジションを持ちましょう。

押し目買いとは?

上昇トレンド中にレートが一時的に落ちた買いポイント

 

下降トレンドならば、「戻り売り」がポイントです。

押し目買いのポイントを見つけるには、「サポートライン」を引く方法と、移動平均線を利用する方法があります。

サポートラインを引いてローソク足が触れたとき、反発を確かに確認したら買いでエントリーをしてください。

 

必ず決済注文を入れておくこと

スイングトレードは、チャートをずっと見ているわけではありません。注文をしたら、すぐに「決済逆指値」と「決済指値」を入れておきましょう。

まれに、ロスカットシステムの発動が損切りタイミングと語る人もいますが、それは間違いです。ロスカットありきの取引は、するべきではありません。負け癖が付く可能性があります。

注文をした後は、テクニカル分析を利用して決済注文を入れるようにしてださい。

 

 

FXで人気の4時間足を利用する際の注意点は出現回数

4時間足は、1日に6回しか更新されません。そのため上昇トレンドが発生しているにもかかわらず売買ポイントが確認できないことが続く可能性もあります。その際は、1時間足にしてみるなど、工夫をするようにしましょう。

出現回数が少ないのは、4時間足の欠点です。1時間足を利用して欠点を補うようにしてください。

 

 

人気の4時間足を利用してFXを攻略しよう

FXを攻略するのならば、人気の4時間足を無視するわけにはいきません。

活用方法は異なりますが、どのトレードスタイルでも利用ができます。

逆を言えば、利用をしなければ、勝率が下がると考えるようにしましょう。トレードを開始する前に、どのような手法であれ一度は目を通しておくべきです。

ただし、いかに人気の4時間足でも強い指標発表には勝てません。指標発表の時間と4時間足の確認、この2つはFXで取引を開始するまえに、必ずチェックをしてください。

情報量がちょうどいい4時間足は、トレーダーの強い味方です。

FXで1pips変動すると1ロットでいくら得する?わずか2秒で計算するコツ

FXの損益計算でよく目にする「pips(ピップス)」。このpipsをしっかりと理解していないと、1ロット辺りいくら損益を計上したのか計算ができません。今回はpipsやロットの基礎知識をお伝えしつつ、「FXで1pips変動すると1ロットでいくら得するのか」という疑問に答えていきます。

この記事で解決できる悩み

・1pips変動すると1ロットでいくら損益が生まれるのか?
・1pipsはいくら、1ロットは何通貨を表すのか?
・pipsを使った損益計算を効率的に行うには?

 

FXの損益計算では、よく「pips(ピップス)」という単位が用いられます。

このpipsをしっかりと理解していないと、1ロット辺りいくら損益を計上したのか計算ができません。

そこで今回は、pipsやロットの基礎知識をお伝えしつつ、「FXで1pips変動すると1ロットでいくら得するのか」という疑問に答えていきます。

損切り値を設定する際にも利用するため、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

1ロット辺りで1pips変動するといくら得するのか?

 

結論から説明すると、1ロットで1pips変動すると利益や損失は以下のようになります。

pips変動幅 1ロット 10ロット 100ロット
1pips 100円 1,000円 10,000円
10pips 1,000円 10,000円 100,000円
100pips 10,000円 100,000円 1,000,000円

※上記はすべてクロス円またはドル円取引の場合

 

上記の通り、1ロットの注文でレートが1pips上昇したときは、100円の利益を得ます。

反対に、同じ条件で1pips下落した場合は100円の損失です。

FXに慣れ始めた方であれば、上記だけでピンと来ることもあるでしょう。

しかし、初心者の方の場合は理解できないことも多いかと思います。

そこで、ロットやpipsについてもう少し詳しく解説を行っていきます。

 

 

1ロットでいくら損益が出るか計算するために必要な知識

 

pips変動値によって損益計算を行うには、ロットとpipsについての理解が必要です。

それぞれ以下で詳しくお伝えします。

 

1pipsは0.01円(1銭)

pips(percentage in points)とは、FXにおける価格変動幅の単位です。

ただ、価格変動の幅といっても、1pipsがいくらになるかは扱う通貨ペアによって異なります。

たとえば、クロス円(日本円を含んだ通貨ペア)やドル円の場合、1pipsの値は0.01円(1銭)です。

一方、ドルストレート(米ドルを含んだ通貨ペア)では、1pipsの値は0.01セントとなります。

 

 

pipsがいくらか簡単に計算するコツ

 

1pipsがいくらになるか、クロス円やドルストレートを例に出してお伝えしましたが、このように覚えようとすると計算が非常に面倒です。

たとえば、ドル円が101円50銭から101円67銭に上昇したとしましょう。

 

この場合はわざわざドル円のpips辺りの値(1pips=0.01円)を思い出し、値上がりした金額を値に当てはめる手間がかかってしまいます。

そこで、注文画面でよく見かけるBid値やAsk値の単位を参考にしましょう。

 

ドル円やクロス円は、「101.500」のように小数点以下が3桁表記になっています。

そのため、小数点以下の2桁目が1pipsと覚えておくと、101.500から101.670に値上がりしたときは17pipsの上昇だと瞬時に判断できます。

 

また、ドルストレートの場合は、「1.14360」のように小数点以下が5桁表記です。

こちらは、小数点以下の4桁目が1pipsだと記憶するだけで、1.14360から1.14250に値下がりした場合は11pipsの下落だと分かります。

 

1ロットは1万通貨

次に、1ロットがいくらになるかを理解していきましょう。

FXでは基本的に、1ロットは1万通貨を表します。

すなわちドル円の場合だと1ロットは1万ドル、ユーロ円の場合は1ロットが1万ユーロ。

また、仮にドル円が100円だと1万ドルは100万円分の価値があることを表しています。

 

 

1ロット辺りの1pips変動による損益を2秒で計算するコツ

では、今までお伝えしたことをもう一度おさらいしてみましょう。

円ドルの場合だと、1pipsは0.01円、1ロットは1万通貨ということでした。

 

そして、冒頭でお伝えした表を思い出してください。

 

例を使って計算してみると、ドル円が100円のときに1ロット(1万通貨)を買うと、取引金額は100万円(100円×1万通貨)となります。

 

その100万円分のポジションを保有するとき、10pipsだけ値下がりしたらどうなるでしょう。

 

上記表にあてはめると「1ロット」の「10pips」なので「1,000円」、つまり100万円分のポジションで1,000円分の含み損を被ったことを表します。

 

ただし、上記表の内容をすべて暗記するのは簡単ではありません。

そこで、1ロット辺りの1pips変動による損益は以下の計算式を活用しましょう。

 

  • 基準値100円×pipsの変動倍率×ロットの変動倍率

 

基準値とは、上記表でいうところの「1ロット」と「1pips」の値(100円)です。

この基準値さえ頭に入れておけば、後はpipsとロットの変動倍率だけ確認すれば済みます。

 

仮に10ロットの取引で10pipsだけ価格が動いた場合、「10ロット」は基準値「1ロット」の10倍、「10pips」も基準値「1pips」の10倍なので、

 

  • 基準値100円×pipsの変動倍率10倍×ロットの変動倍率10倍

 

上記のような計算式が成り立ち、答えは10,000(円)と簡単に求められます。

上記の表の内容にピッタリと当てはまっているはずです。

 

 

【1ロット辺りの1pips変動による損益】まとめ

 

FXで1pips変動すると1ロットでいくら得する(損する)のかは、ロットとpipsをしっかりと理解しておく必要があります。

1ロット取引で1pips変動した場合は100円の損失(または利益)が生まれます。

 

この「1ロット・1pips・100円」という基準値さえ覚えておけば、後はpipsとロットの変動倍率さえ確認すれば2秒で損益が求められます。

FXの取引を行う前にしっかりと損益予測を行い、より勝率を高めていきましょう。

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FX自動売買のデメリットをまとめてみた!大損を防ぐポイントも解説

放置で利益を出せると評判の自動売買プログラムを活用する人が増えていますね。

 

「FX自動売買のデメリットには何があるの?」

 

実際のFX自動売買のデメリットをまとめてみました。

 

危険な面を知ることで、大損を防ぐポイントも解説していきます。

 

 

FX自動売買をするデメリットのまとめ

 

FX自動売買をするデメリットは、大きく分けて以下の5つです。

 

1,初期設定が難しい

2,手数料が高い

3、トレンドの相場に弱い

4,スキルがつかない

5,絶対に勝てるとは限らない

 

下記で具体的に説明していきますね。

 

 

初期設定が難しい

 

・初心者には、最初の設定で苦労する

 

「FX自動売買なら放ったらかしでいいんでしょ?」

なんてイメージを持つ人も多いですね。

 

しかし、初期設定は自身で行わないといけないため、最初から放ったらかしでの運用はできません。

 

そのため、具体的な目標を立て、どのように自動売買をしていくかプランを考えないと始まらないってことですね。

 

初期の設定で苦労しますが、後は自動で売買してくれるので、ラクになる点は頭に入れておきましょう。

 

 

手数料が高い

 

・FX自動売買は通常取引よりもコストがかかる

 

自動売買では、スプレッドだけではなく売買手数料もかかる場合が多いです。

 

そのため、余計なコストが発生する点はデメリットになります。

 

FX会社により、自動売買への手数料は決まっているので、導入する前にはしっかりチェックすることをおすすめします。

 

ラクに運用できる裏には、コストが発生するデメリットがある点は頭に入れておきましょう。

 

 

トレンドの相場に弱い

 

・急激な変化に対応しづらい点もデメリット

 

通常取引では、急激な変化が起きた場合、すぐ対応できますよね。

 

しかし、一度決めた売買ルールを長期間続けていくスタイルの自動売買では、急激な変化に対応しづらい点もデメリットがあります。

 

相場は一定ではなく上がったり下がったりを繰り返しています。

 

例えば、

 

大きな自然災害

テロなどの世界的な事件

急な政策発表

 

などが起きると、FXの売買にも大きく影響してきます。

 

そして、急激な変化から、トレンド相場が発生し強い値上げや値下げが続くことがあります。

 

自身が予想していた相場と逆へ向かってしまうと、大損してしまうデメリットもあるので、要注意ですね。

 

何も考えず、機械的な売買を一定に続けられるメリットはありますが、急激な変化が起きた場合、迅速に対応できない点は頭に入れておきましょう。

 

 

スキルがつかない

 

・手間がかからない分、スキルが身につかない

 

FX自動売買のデメリットは、スキルアップができない点も大きいです。

 

もちろん、初期設定や売買ルールを変更したりするなど、ある程度の調整は必要になってきます。

 

しかし、通常の取引を行う場合と比べると、圧倒的にやることは少なくなります。

 

その分、頭を使って考えない時間が生まれるので、手間がかからない分、スキルが身につかない状況につながるのですね。

 

投資スキルは時間をかけてレベルアップさせるものなので、知識ゼロの初心者が自動売買だけを頼りにすることは、かなり危険かもしれません。

 

「楽に簡単に自動でトレードしたい」

といった気持ちには対応できますが、成長しにくいデメリットがある点は頭に入れておきましょう。

 

 

絶対に勝てるとは限らない

 

・稼げるシステムを選べるとは限らない

 

FX自動売買システムにはさまざまなものがあります。

 

例えば、

 

  1. リピート型
  2. 選択型
  3. 設定型
  4. MT4

 

など自動売買の中身は1種類だけではないのですね。

 

「どのシステムを選ぶかどうか」

から自動売買で稼げるかが決まってくるのです。

 

どのシステムが正解かは、今の相場の動きで変わってくるため、常に正解は変わってきます。

 

「導入さえすれば稼げるんでしょ?」

なんて考えてる初心者は、絶対に勝てるとは限らない点は頭に入れておきましょう。

 

 

 

FX自動売買のデメリットを理解し、大損を防ぐポイント

 

・完全な放置で運用はしない

 

FX自動売買のデメリットを理解すると、完全な放置で運用することの危険性がわかってきますね。

 

納得できる自動売買システムを選択

初期設定を自身で考えて設定

定期的に設定を見直して調整する

 

など、完全な放置で運用はしないことがポイントです。

 

定期的な見直しをすることで、勝率も上がってきやすいです。

 

それだけFX自動売買も根気がいるものなのですね。

 

 

・急激な相場の変化があったら、自動売買プログラムを一時的に停止

 

急な相場の変化があった場合、そのまま設定した自動売買システムを選択し続けるのは危険です。

 

明らかに自身が設定した方向と逆に行ってるのであれば、思い切って自動売買プログラムを一時的に停止させるようにしましょう。

 

最新の相場に敏感になりながら、売買を続けないと、大損する可能性が高くなるのですね。

 

リスクを回避したいなら、定期的に設定を見直して調整したりなど、面倒な点をおろそかにしないことが何より重要です。

 

 

 

【FX自動売買のデメリット】まとめ

 

FX自動売買をするデメリットは、

 

1,初期設定が難しい

2,手数料が高い

3、トレンドの相場に弱い

4,スキルがつかない

5,絶対に勝てるとは限らない

 

などがあります。

 

「ラクをして稼げる」

裏にあるリスクを知ることで、大損してしまう状況を回避できます。

 

FX自動売買を導入したら、後は放ったらかしではなく、必ず定期的なメンテナンスをしながら見守る姿勢が重要になってきます。

 

時間を節約できるメリットは大きいですが、手間をゼロにしてラクに稼げる方法はありません。

 

良い面を最大に活かしながら、かしこくFX自動売買の仕組みを活用していきたいですね。

 

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