FXで勝利UPするのに必要な検証とは?やり方を解説

FXで勝率UPを計るためには検証が必要です。

ただし検証はある程度のレベルに達してなければ意味がありません。

為替の基本は勉強しましたか?チャートの見方は大丈夫ですか?検証はFXで取引をするうえでとても重要ですが、意味も分からず続けるのは時間の無駄かもしれません。

テクニカル指標や為替について基本的なことを理解している人が、次のステップとして行うべきステージです。

今回は、FXのリアル口座で実際のお金を利用する前に必要な、検証のやり方について解説をしていきます。

 

 

目次

FXの検証とは?

検証は、いろいろな場面で利用される言葉です。「現場検証」など、お堅いイメージを持つ言葉ではないでしょうか。

検証とは、「真偽を必要とする現象や法則に対し、説明をするのに役立つ判断を言語で表したもの」です。

FXにおける検証は、「仮説を証明する」ときに利用されます。

例えばテクニカル指標がある動きをすると上昇すると言った仮説を立て、それがどのくらいの確率で起こるのかを調べることです。

検証した結果、確率が高ければ、実践で利用ができる手法となります。

 

FXにおける検証は資金を無駄にしなためにも重要

FXにおいて、自己資金を無駄にするのは愚かです。

何の策略もなく取引を始めるのは、投資ではありません。一時の利益を得たとしても、それは運否天賦です。継続はしません。「なぜここで注文をしたのか」「なぜここで決済をしたのか」これらを説明できないトレーダーは危険です。

まだ実践をするべきレベルではありません。資金を溶かしFXから退場を余儀なくされることでしょう。

最初の資金を大切に利用するためにも、まずはエントリーポイントの仮説を立て、それが正しいのか検証をします。つまり、ルールの作成です。

検証をした結果、利益が出せないと分かれば、検証で気がついたことを盛り込みながら、仮説を作成し直します。再度検証の結果、勝率UPができる仮説が完成したときに、それをエントリールールとして実践で活用しましょう。

曖昧なエントリールールは、資金を捨てる行為、絶対にしてはいけません。検証で得た勝率UPができるルールを、実践で利用してください。

 

FXは真似だけでは勝率UPができない

ネットで検索をすると、「必勝法」などエントリーのタイミングを紹介するサイトが見つかります。

サイトで見た手法をいきなり実践で真似するのは危険です。その手法は、サイトの運営者の手法であって、あなたにはまだ仮説の段階と捉えてください。

本当に勝率UPするかどうかは、自分が実際に検証してからでないとわかりません。リアルチャートでエントリータイミングが出現したとき、自分にも注文できるかは疑問です。半信半疑になるのが当然ではないでしょうか。慎重になるべきです。

「知っている」と「利用できる」は違います。

検証をして勝率UPができることが確信できたら利用をしましょう。FXにおける検証は、トレーダーがレベルUPするためにも必要なものです。

 

 

FXで勝率UPする検証のやり方とは?

それでは、FXで勝率UPをするために必要な検証のやり方を解説していきます。

検証のやり方はいろいろあるので、こういったやり方もあるというイメージで見てください。

 

FXのチャートを見てパターンを見つける

MT4のチャートをじっくりと眺めてみましょう。チャートをノートに書き写すと、上がりと下がりの法則がなんとなくつかめてきます。

例えば、常に高値を更新するローソク足の連続を見つけたら、それは上昇トレンドが発生しているかもしれません。そこの付近で何かきっかけがないか探してみましょう。

前日の高値を更新したなど、上昇する理由を見つけられれば、大きな成長です。サポートやレジスタンスラインを引いてみましょう。複数の移動平均線を表示させてみたら、ゴールデンクロスが発生しているかもしれません。

まずは、トレンドの発生をローソク足だけで見つけて、そのきっかけを探します。

検証を意識しはじめたばかりの人は、為替の知識だけがある状態ではないでしょうか。

為替の勉強を終えたばかりの人に足りていないのがチャート感覚です。チャート感覚は、一朝一夕で身に付くものではありません。

多くのチャートを見る機会を設けましょう。検証はチャートを眺める時間を持つきっかけになります。

 

FXで勝率UPしそうなエントリールールを見つける

チャートを見続けたことで、上昇のパターンが見えてきましたか?同じような示唆が勝率UPしそうな仮説になります。

移動平均線も期間を変えるなどして、より反応の良い自分のテクニカル指標を見つけましょう。テクニカル指標は、デフォルト通りに使うだけではもったいないです。

せっかく期間が変更できるのですから、いろいろと試し、メモをとりながらパターンを見つけて、それを仮説にしましょう。

難しい人は、サイトを検索して、仮説を探してください。ここまでの工程を飛ばし、サイト運営者が紹介するルールを利用しましょう。

そのルールが自分に合うか検証をすればいいだけです。

ただ、チャートと向き合う時間は大切なので、できるだけ自分で探すことをおすすめします。

 

勝率UPするか検証をする

過去チャートを利用して、勝率UPする手法か検証をしましょう。見つけた仮説が、どれくらいの確率で反応するのか確認をします。

MT4で過去チャートを表示させ、上手に画面をスクロールさせてください。行き過ぎると答えが見えてしまいます。答えを見ると、反応しなかった回数を見落とすかもしれません。パソコンの画面を半分かくすなど、工夫をしながら検証をしてください。

検証は多ければ多いほど有効です。最低でも1年前の過去チャートから検証をスタートさせましょう。

仮説(エントリールール)が示唆された「日時」「時間」「ポジションの平均保有期間」「結果」などをExcelに記載をしてください。勝率UPしているかの確認に役立ちます。

もしかすると、時間帯で勝率が変わる仮説かもしれません。検証が終了したらExcelを見直して、いろいろな情報を取得しましょう。

勝率が良ければ、動くチャートが利用できるデモ口座で確認をします。デモ口座で本当に勝率UPするかを確認してください。

デモ口座で実績が出せれば次はリアル口座です。

 

FXのリアル口座で取引をする

FXのリアル口座を利用するのは、ここまでの工程が終了してからです。その前に利用をするのは、大切な資金が底を突く可能性があります。

無駄な注文を減らすのがFXで勝つためには必要です。無駄に資金を減らすは、取り戻す作業が生じます。無駄な時間です。

デモ口座に慣れるのは危険と説明する人もいます。間違ってはいません。

要は、真剣に取り組んでいるかが大切です。

プロスポーツ選手が本番さながらの練習をするのはどうしてでしょうか。本番のためです。それを無駄だと思いますか?遊びながらの練習ならば、本番に影響を及ぼすかもしれません。はっきり言って無駄です。

しかし、真剣に行われた練習は本番に生かされます。「練習を思い出せ」は、よく聞かれる言葉です。真面目に練習を取り組んだ人にしか言えない言葉ではないでしょうか。

 

FXも同じです。デモ口座を利用した検証を不真面目にやれば意味がありません。真剣にやればリアル口座に生きてきます。

 

 

FXで勝率UPする検証のやり方【まとめ】

FXの勝率UPを目指すのならば、検証は必要です。

ただし、面倒と思いダラダラやる検証は意味がありません。真剣にやる検証にこそ勝率UPのカギがあります。

チャート感覚を強化しながら仮説を立ててください。それを検証したあと、実践で利用し、勝率UPをさせていきましょう。

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