バイナリーオプションを始める前に、業者の選択が必要です。
実は、このパートナーとも言える業者選択で、勝ち組になれるかどうかが変わってきます。ただ一概に「ここがいい」と言い切ることができません。個人の好みが関係してきます。
「同じバイナリーオプションを始めるだけなのに好みは関係あるの?」と不思議に思われるかもしれませんが、運営業者によって異なります。
詳しく確認をしていきましょう。
今回は、バイナリーオプションの業者選びから取引を始めるまでの流れを解説します。
目次
バイナリーオプションを運営している業者選び
バイナリーオプションの口座開設をするときは、どこの業者で始めるかを熟考する必要があります。どのような違いがあるかを確認していきましょう。
国内業者と海外業者どちらで始めるか選ぶ
バイナリーオプションを始めるときは、「国内業者」と「海外業者」どちらで口座開設をするか選択しなければいけません。
2つは取引ルールが異なります。「本当に同じバイナリーオプションなの?」と思えるほど違うことが、熟考をする理由です。
国内と海外でルールが違う理由
元々は、現在の海外業者が適用しているルールが、統一のバイナリーオプションルールでした。
「ハイ&ロー」取引と呼ばれるものです。二者択一式で未来の為替レートが高いが低いかを予想します。
高額なやり取りが、数秒で決するハイ&ロー、のめり込み資金を溶かす人が続出しました。
この方式が日本で禁止されている「賭博」に近いと言った議論に発展するには十分な要因です。日本の金融庁は、バイナリーオプションの危険性から、規制に乗りだします。
金融庁の規制をクリアしていない業者は認可しないと決めたのです。
ハイ&ロー取引で運営したいのならば、海外に拠点を置くしかありません。このような動きにより、国内と海外でルールがだいぶ異なるようになりました。
国内と海外の違い
国内と海外の違いを確認しておきましょう。口座開設して始めるときの参考にしてください。
国内 | 海外 | |
拠点 | 日本 | 海外 |
オプションの種類 | ハイ&ロー | ・ラダーオプション ・レンジインオプション ・レンジアウトオプション |
取引時間 | 最短30秒 | 原則2時間以上 |
取引上限回数 | なし | 最大12回 |
掛け金の総取り | あり | 禁止 |
口座開設前知識確認テスト | なし | あり |
国内業者は安心安全だけとルールが複雑なイメージです。
海外業者は、不安材料があるが、ルールが明確で始めやすく稼げるスピードも早いイメージが持てます。
国内業者の特徴
国内業者の特徴は、安心で安全に取引ができることです。
日本の金融庁の認可を受けているのですから、急に連絡が取れなくなる心配はありません。海外業者は拠点が遠いことをいいことに、出金ができなくなり、急にいなくなる詐欺が横行しました。安全性の高さは言うまでもありません。
ただ、利益を得るスピードと、ルールの習得に時間がかかります。
金融庁は規制前のように、破産をする人や債務整理する人を減少させたい目論見がありました。
そのため、ルールが複雑になり、稼ぐスピードも遅くなったのです。しかし、稼ぐスピードが遅くなった分、損失のスピードも遅くなりました。
ルールが複雑と言っても、海外ルールと比べるからです。最初から国内ルールしかなければ、浸透が早かったかもしれません。
安心安全を第一に考える人は、国内業者を選ぶべきです。
バイナリーオプションは、規制の動きが世界中で強まっています。G7参加国で、海外業者での口座開設を禁止していないのは日本だけです。
この先、海外業者はどうなるかわかりません。稼ぐスピードは遅くなりますが、安全性を重視するのならば国内業者がおすすめです。
海外業者の特徴
海外業者の特徴は、分かりやすいルールと、稼ぐスピードの早さです。
日本の金融庁が禁止している超短期取引が利用できるので、最短30で結果がわかる取引もあります。
ただ、安全性に対しては不安です。
海外業者は過去に詐欺が横行しました。出金ができないトラブルも散見されたのです。また、稼ぐスピード以上に損失のスピードが早い点も危険ではないでしょうか。
初心者がバイナリーオプションから退場する可能性が高いのは、海外の利用です。
しかし、取引プラットフォームは使いやすく、すぐに慣れます。ルールも簡単です。
運営期間が10年を超える海外業者もあります。業者者選びを間違えず、取引に熱くならない自信がある人は、海外業者の方がおすすめです。
口座開設してバイナリーオプションを始める業者を選ぶ
国内と海外、どちらにするか選択をしたら、取引を始める業者を選択しましょう。同じ国内や海外であっても、サービスの詳細が異なります。業者ごとに異なる主な点は次のとおりです。
- エントリー金額
- ペイアウト率
- 判定時間
- オプションの種類
- 取引通貨ペアの種類
- 転売機能の有無
- デモ口座の有無
- サポート体制
- 運営期間
- サポート体制
- 金融ライセンスの有無
業者を選択するときは、上記の面を確認しておきましょう。
海外業者を選択するときは、とくに「サポート」「運営期間」「金融ライセンス」にはこだわるべきです。不安な箇所が安心できるかが重要になります。
国内、海外どちらにも言えるのが、デモ口座の有る業者を選ぶことです。口座開設を始める前にするデモ口座の確認は必要不可欠、ない業者はサービス面からも選ぶべきではありません。
いろいろな業者を確認しながら、口座開設をして取引を始める業者を選択しましょう。
バイナリーオプションの口座開設を始める
国内業者で始める場合は、時間がかかります。すぐに取引の開始はできません。
海外業者は、書類さえそろっていれば、最短当日中に入金を済ませて取引を開始できる業者もあります。
それぞれの口座開設方法を確認しておきましょう。
国内業者を始める前の口座開設方法
業者によって異なりますが、主な流れは次のとおりです。
1.口座開設条件の確認
資産や年収、投資の経験が申込時に問われます。事前に確認してください。
2.必要書類の準備
マイナンバーカードや公的機関の発行する本人確認書類が必要です。
3.申し込みフォームで必要事項の入力
4.知識確認テスト
5.準備した本人確認書類の提出
6.審査結果を待つ
1~2営業日程度かかります。
7.審査が通れば書類が届く
審査OKから3~4営業日程度で書類が届きます。
8.入金して取引を開始
審査が通らないこともあります。その場合は、国内業者で開始するのは厳しいかもしれません。
ただ、めったに落ちるものでもないので、安心してください。
海外業者を始める前の口座開設方法
海外も業者によって異なります。
1.必要書類の準備
「本人確認書類(免許証やパスポート、マイナンバーカードのうち1点)」と「住所確認書類(消印のある郵便物やクレジットカードの明細など)」
2.申し込みフォームで必要事項の入力
3.準備した本人確認書類の提出
4.審査結果を待つ
早い業者は数分で審査が完了します。
5.入金して取引を開始
国内よりもだいぶ簡単に始めることができます。
バイナリーオプションの口座開設から始めるまでの流れ【まとめ】
バイナリーオプションで口座開設をして始めるときに重要なのは、業者選びです。取引業者が信用できるからこそ、冷静な取引ができます。
自分の取引スタイルにあった業者を真剣に選ぶようにしましょう。