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バイナリーオプションにマーチンゲール手法は使えるか?

マーチンゲール手法という投資手法をご存知でしょうか?これは、カジノでよく行われている手法です。

例えば、ルーレットの勝負で「赤か黒か」を選ぶ際に、赤に10,000円をベットします。そこで、負けてしまったら次に倍額の20,000円を賭けます。次に負けてしまったら40,000円を賭けます。

このように、倍プッシュしていく手法をマーチンゲール手法と呼んでいます。オンラインカジノなどでも活用されており、絶対に負けない手法として宣伝されています。しかし、絶対に勝てるということがあり得るのでしょうか?

本日は、バイナリーオプション取引にマーチンゲール手法を導入した際にどうなるのかを検証してみたいと思います。

 

1.ルーレットで勝負した場合

ルーレットの「赤か黒か」の当たった時の倍率は、2倍です。2倍という賭け率をもとにマーチンゲール手法に基づいて賭け続けると仮定します。すると、その結果は以下のようになります。

上記の図の通り、連続で負けても最後に1回勝てば、最初の賭け金が戻ってきます。つまり、理論上は負けることはありません。

しかし、図を見てもお分かりの通り、莫大な金額を用意する必要があります。

 

2.バイナリーオプションで勝負した場合

さて次に、バイナリーオプションで勝負した場合のシミュレーションをしてみたいと思います。

バイナリーオプションとルーレットの最大の違いは、賭けの倍率です。「ハイローオーストラリア」の賭けの倍率(ペイアウト率)は最大で1.88倍です。

つまり、勝負すればするほど手数料を取られていくため、直感的にマーチンゲール手法では勝野が難しいのではないか、ということに気付かれる方も多いと思います。

実際に、ペイアウト率1.88倍でバイナリーオプションの勝負をし続けた際のシミュレーション結果が以下の図になります。

やはり、賭けの倍率が2倍ではなく1.88倍ですので、マーチンゲール手法はあまり通用しません。5回目からは資金がマイナスになります。

従って、バイナリーオプション取引においてマーチンゲール手法を導入することは負けを受け入れるに等しいということになります。

そもそも、マーチンゲール手法とは、南フランスのマーティギュー地方出身者が好んで使っていたギャンブルの手法から来ています。

田舎者のマーティギュー出身者がカジノで倍プッシュのベットを続け、負け続けていたのを周りが嘲笑したことがその名前の由来です。

マーチンゲール手法とは、そもそも何も知識のない田舎者の賭け方から生まれている時点で、私たちが真似をする必要性はありません。

私たちには、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析といった高度な分析手法があります。それに基づいて取引をした方が、よっぽど勝率が上がります。

マーチンゲール手法で億万長者になった投資家など聞いたことがありません。

 

3.マーチンゲール手法は使わずテクニカル分析を使おう

これまでに、サポートラインとレジスタンスラインの使い方、ローソク足の見方などのテクニカル分析をご説明してきました。

マーチンゲール手法を行うくらいなら、サポートラインとレジスタンスラインの使い方をマスターして、それに拘って取引をした方がよっぽど有益です。もしくはローソク足の基本をマスターして、それに固執して取引を行うべきです。

田舎者のマーティギュー出身者の手法ではなく、もっと洗練された手法を使い、頭脳で相場を攻略しましょう。

 

4.マーチンゲール手法を使うくらいならファンダメンタルズ分析を使うべき

マーチンゲール手法を使うぐらいなら、ファンダメンタルズ分析の基本をマスターした方がよっぽど効果的です。

ファンダメンタルズの基本は、経済指標や要人発言の時間帯をチェックすることです。特にマスターしなければならないのは、アメリカの雇用統計です。

アメリカの雇用統計は、毎月第1金曜日の22時半(夏時間は21時半)に公表されます。この経済指標については、全世界の金融機関のアナリストが事前予想を出します。それが集計されて、マーケット全体の予想値となります。

その予想値よりも実際の結果が悪かった場合には、一気に「ドル売り円買い」となります。そのトレンドは、しばらく続きますので、ドル円トレードで「円買い方向にベット」すれば勝つ確率が格段に高まります。

逆に、予想値よりも実際の結果が良かった場合には、一気に「ドル買い円売り」の流れとなります。ですので、雇用統計の結果を見てからすぐにポジションを取れば、バイナリーオプションで勝つ確率が高くなります。

 

5.まとめ

バイナリーオプション取引は、そんなに頻繁にトレードするものではありません。自らが得意とするパターンが来た時に、一気に勝負をかけて収益を稼げばよいのです。

ですから、マーチンゲール手法などという運任せの手法ではなく、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を組み合わせた自分なりの手法を生み出して、相場と勝負してください。

バイナリーオプションの勝率アップ!ローソク足をマスターしよう

バイナリーオプションには、テクニカル分析の知識が絶対に必要です。初心者向けの戦略としてレジスタンスラインとサポートラインの解説をしましたが、少し慣れてくるとチャート分析の意欲も湧いてくるはずです。

レジスタンスラインとサポートラインの知識だけでもある程度勝てますが、そこにローソク足の知識を組み合わせることで、勝率がかなり上がります。

ローソク足は、江戸時代に日本の米相場で先物取引を行っていた商人が発明したもので、日本由来のものです。

それが、世界中に広まって名だたる金融機関やヘッジファンドの凄腕トレーダーが活用しています。

日本人が発明した世界的なテクニックをマスターしてあなたもバイナリーオプションの勝率を上げましょう!

ローソク足の基本

(1)ローソク足の見方

左にある赤い柱みたいなものが5分間のローソク足です。それに対応するチャートを右側に載せています。今回は、5分間で相場が上昇した場合のローソク足です。

ローソク足はただの消しゴムみたいですが、5分間の動きを簡潔に表すことができます。まず、5分間の始まりである「始値」は消しゴムの形の一番下のラインになります。そのあと、値下がりしていますが、どこまで下がったかは、線で表されている下ヒゲ」の一番下を見ることでわかります。図で「安値」と書かれているところまで下落したということです。

そして、5分間でどのくらいまで上昇したかは、消しゴムの形の上から伸びている上ヒゲの一番上で表されます。図で「高値」というところまで上昇したということです。

そして、5分間の「終値」がどこかというのは、消しゴムの一番上のラインであらわされます。

(2)陽線と陰線

5分間で価格が上昇して終わった場合を陽線(ようせん)、価格が下落して終わった場合を陰線(いんせん)で表します。

基本的に、パソコンなどカラーで表せる場合は、陽線は赤色、陰線は青色になります。新聞などの色が使えない場合は、陽線は白色、陰線は黒色で表されます。

これがローソク足の基本です。そして、5分間のローソク足を並べていくことで、次のローソク足の動きがどうなるかをある程度予測することができます。

昔から決まりきったローソク足のパターンというものがあり、このパターンが出たらエントリーする、と決めていれば勝率が上がります。

しかし、なかなか出る形ではないので常にチャートとにらめっこしている必要があります。

ローソク足の必勝パターン
赤三兵(強い上昇トレンド)

陽線が3本並んだローソク足を赤三兵と呼びます。これから、兵隊さんが進軍するというイメージで覚えてください。

このローソク足が出るのは強い上昇トレンドのときですので、このサインが出たらもちろんバイナリーオプション取引では「上方向にベット」ということになります。

ヒゲも出ない陽線が3連続出るなんて滅多にありませんから、これはボーナスチャンスといえます。

明けの明星(逆張りのサイン)

明けの明星とは、陰線が出た後に小さな陽線が出て、ヒゲのない丸坊主陽線が出た時の形を指します。

これは、相場の底入れを示すサインであり、ここから相場がドテンして上昇することを表しています。

もちろん、バイナリーオプション取引では「上方向にベット」します。

(3)三川(上昇が続く)

ヒゲなしの丸坊主陽線が3つ並んだ形を、三川といいます。この形が現れれば、上昇トレンドが続くことを意味します。

もちろんこの形が出たら、「上方向にベット」です。

三羽烏(強い下落トレンド)

これは、赤三兵とは逆のパターンで、強い下落トレンドを表します。この形は、長い間上昇してきた相場が転換するときに出やすいです。この後は、下落トレンドになりますので、バイナリーオプション取引では「下方向にベット」します。

宵の明星(逆張りのサイン)

宵の明星とは、明けの明星とは逆のパターンです。陽線が出た後に小さな陰線が出て、ヒゲのない丸坊主陰線が出た時の形を指します。

これは、相場が下落に転換するのを示すサインであり、ここから相場が下落することを表しています。

もちろん、このサインが出たらバイナリーオプション取引では「下方向にベット」します。

まとめ

ここでは、ローソク足の基本的な説明と、典型的な勝ちパターンをご紹介しました。

しかし、ローソク足の形の分析は非常に奥が深く、この形以外にも様々な勝ちパターンがあります。ですので、必勝パターンを増やしたい人はローソク足の研究をどんどん進めて行ってください。

そして、研究した後はローソク足のチャートを見続けることです。教科書通りのきれいなローソク足の勝ちパターンが出るほど相場は簡単ではありません。教科書で学んだあとは、実戦をこなしていく必要があります。

必勝パターンが増えれば増えるほど、バイナリーオプションの勝率が上がります。みなさんが、ローソク足のプロになって億トレーダーになることを祈っています。

バイナリーオプションで自由な人生を手に入れよう

新型コロナウイルスの流行で、テレワークをされている方も増えてきたと思います。テレワークを始められたみなさんは、家で仕事をするということの素晴らしさに気付いたのではないでしょうか。

家で仕事をして生計を立てることができれば、満員電車に揺られながら、痴漢に間違われるのを恐れながら会社に行かなくてよいのです。そして、性格の悪い上司に作り笑いを浮かべながらお世辞を言う必要もありません。気の合わない同僚と一緒に昼ご飯に行く必要もありません。もちろん、付き合いで飲みに行く必要もありません。

テレワークに慣れてしまった皆さんは「コロナの終息には時間がかかるから、向こう何年かはテレワークだからへーき、へーき」などと思ってはいないでしょうか。しかし新型コロナウイルスは、ワクチンができればインフルエンザのような一般的な病気になってしまいます。

ワクチンの開発には全世界で700社もの製薬会社が必死に取り組んでいます。ペストやスペイン風邪を克服してきた人類の歴史を見ても、ワクチンが近いうちに開発されるのは間違いありません。

ワクチンが開発されれば、あなたの夢のようなテレワーク生活は終わりをつげ、毎朝満員電車に揺られる地獄の生活に逆戻りです。

しかし、このテレワークの間にバイナリーオプションで生計を立てる方法を身に付け、在宅でも稼げる方法を見つければ、もう会社に行かなくても良いのです。

バイナリーオプション取引に慣れて行こう

テレワークをしているあなたは、朝から晩まで机にかじりついているということはないでしょう。基本的に午後5時になれば、仕事は終了です。会社に勤務しているのであれば、そこから残業を振られたり飲み会に誘われたりしますが、テレワークならそんな心配はありません。

そこで、午後5時から「ハイローオーストラリア」で取引を始めていきましょう。午後5時はロンドン時間が始まるときであり、為替相場が動き出すときですので、初心者の方が取引を始めるにはおすすめの時間帯です。

午後5時から午後10時まで、毎日集中してバイナリーオプションに取り組んでみましょう。

その時の約束としては2つあります。一つ目は、取引ルールを守ることです。

最初は簡単なルールを守れば十分です。「レジスタンスラインとサポートラインの逆張り戦略」「レジスタンスラインとサポートラインをぬけたときの順張り戦略」を守って、エントリーポイントを慎重に見極め、トレードしてみてください。

バイナリーオプションは、休みなく取引するものではありません。じっくり為替相場を見て、エントリーするのは1時間に1回もあれば十分です。為替チャートを見ていれば、いろいろ気付くことも多いです。相場は生き物ですので、突然変な動きをしたりしますが、その原因などを探っていくことで、どんどんマーケットに詳しくなります。

2つ目は、資金管理をきちんと行うことです。テレワークの間にバイナリーオプションになれることが必要ですから、大儲けをする必要はありません。とりあえず、手元に「10万円」の取引資金を用意して、1回の取引額を「1000円」と決めてください。

1回「1000円」と決めて、たんたんとトレードすることで、相場というのがどういうものかということがわかってきます。1回「1000円」に限定すると、10万円なら最悪100回連続で負け続けることができます。

しかし、バイナリ―オプションの勝率は、何も考えないで取引しても50%ですから、100回連続で負け続けるという可能性はゼロに近いです。1000円ずつ取引していれば、おそらく半年はトレードすることができるはずです。

半年も経験を積めば、バイナリーオプションのトレード方法がわかってきます。また、ここで大事なのは、トレードの記録をつけることです。

トレードの記録をつけて、自分の「勝率」を計算するのです。

専業トレーダーになろう

テレワークの間にバイナリーオプションのトレード方法を掴むことができたら、専業トレーダーになれるかどうかを判断していきましょう。

バイナリ―オプションで生計を立てていくには、ある程度の勝率が要求されます。勝率50%以下の場合には、掛け金と同時に手数料も取られていきますので収益をあげることはできません。つまり、生計を立てていくことはできないということです。

バイナリーオプションで暮らしていくには、最低でも55%~60%の勝率が必要になります。過去半年間トレードをしてみて、最後の3か月間の自分の勝率が55%以上であれば専業トレーダーに踏み切っても良いと思います。

始めの3か月は勉強期間ですから、実質的な勝率というのは最後の3か月間に現れます。そこでの勝率が55%以上であれば、専業トレーダーになれる素質が十分にあります。もちろん、生計を立てていくには1回「1000円」の賭け金では足りませんから、自分の貯金額と相談して賭け金を上げていき、あとは取引ルールにのっとってタンタンとトレードするだけです。

まとめ

性格の悪い上司にこびへつらい、気の合わない同僚と仕事をするのはもうたくさんではありませんか?

トレーダーになれば、1国1城の主です。自分の判断で利益を生み出すことができます。うまくいけば莫大な富を生み出し億トレーダーになることもできます。

あなたが、バイナリ―オプションによって自分の人生を取り戻すことを願っています。

初心者向け!バイナリーオプションの基本と気を付けること

バイナリーオプションとは?

バイナリーオプションとは、原資産の価格が、特定の日時までにマーケットの基準のレートより「高くなっているか」または「低くなっているか」を予測する、二者択一方式の取引方法です。

取引時間の終了時点で、マーケット内の価格が予想した通りの方向に動いていれば利益となり、予想と逆方向であれば損失になります。

バイナリー(binary)とは二進法、オプション(option)とはオプション取引(権利を買う取引)という意味で、例えば日経平均株価が、前場終了時点で2万円を超えているかいないかを予測するのもバイナリーオプションのうちの一つです。FXでも、2時間後にドル円レートが100円より高いか低いかを予測して取引し、予測通りであれば利益を得ることができます。

バイナリーオプションと聞くと難しそうな単語ですが、実はシンプルな二者択一方式の投資方法で、多くの個人投資家に受け入れられています。

バイナリーオプションで投資するメリット

バイナリーオプションで投資するメリットは大きく2つあります。

1つは上記で述べたように「上がるか・下がるか」の二者択一で、仕組みが複雑でなくシンプルでわかりやすい投資方法であること。

2つめは、投資した元手の金額以上には損をしないことです。
バイナリーオプションを取り扱う国内業者では、バイナリーオプション金額が変動するチケットを購入する仕組みになっており、そのチケットの金額分以上には投資ができないようになっています。ですので、FXのようにレバレッジをきかせて実際の投資額以上のお金を投資することはできない仕組みになっており、それが「支払ったお金以上に損をしない」理由です。

ほかにも、1000円程度の小額から投資が可能で、高額な運転資金が不要な点や、変動幅=利益ではなく上がったか下がったかで利益が決まるので、あまりマーケットが動かない状況であっても利益をあげるチャンスとなる点もメリットと言えるでしょう。

バイナリーオプションで投資するデメリット

投資金額以上に損をしない、上がったか下がったかの二者択一で決まるというバイナリーオプションの特徴が裏を返せばデメリットとも見ることができます。ここではデメリットを2つあげます。

1つめに、利益の幅が限定されてしまうことです。変動幅=利益にならず、上がったか下がったかの二者択一できまるので、大きく相場が上がった(下がった)場合でも、小さく相場が上がった(下がった)場合でも利益は同じになってしまいます。ですので、上がり幅や下がり幅を無視されてしまうので、市場の流れを読んで大きく利益を出したいという投資の方法と比べると、利幅が限定されてしまうのでデメリットといえます。

2つめに、予測が外れた場合には、途中決済をしない限り、購入金額が全て損失となることです。株式投資やFX投資では、投資した商品の価格が下がった分だけが損になり、元手が全て無くなることはあまりありませんが、バイナリーオプションの場合、上がったか下がったかの二者択一のため、予測が外れた場合には購入金額がすべて損失となってしまいます。

4 .バイナリーオプションで気を付けること

ネット上にはさまざまなバイナリーオプションに関する批判記事が上がっています。バイナリーオプションが危険といわれる理由と、詐欺などに合わないように気を付けるべき点をみてみましょう。

(1)過去に横行したバイナリーオプションを冠する詐欺

「絶対に○万円勝てる」「素人でも簡単に勝てる」といったキャッチコピーで、知人や友人を通じてバイナリーオプション詐欺業者への登録を促したり、メールや電話などでの勧誘が多数行われていた過去があります。TwitterやFacebookといったSNSにリンクを貼ることでアフィリエイトサイトから報酬を得られるため、バイナリーオプション情報が拡散され、こういった詐欺にひっかかってしまう人が増加したと考えられます。

(2)出金ができなくなる!?海外バイナリーオプションを取り扱う業者に要注意

本来であればバイナリーオプションで利益を上げると専用口座から出金することが可能ですが、海外のバイナリーオプションを取り扱う業者による「出金に応じない」といったトラブルが多発しており、国民生活センターや金融庁が注意喚起を行っています。
例えば、出金に10日から数ヶ月かかるといわれたり、本人確認書類やその他の書類を送らなければいけなかったりと、お金がなかなか引き出せないという被害が頻発しています。

こういった詐欺業者の中でも多いのが海外バイナリーオプション業者で、業者では所在地が海外にあり、日本の法律である金融商品取引法に基づく登録が行われていないものがほとんどです。

このバイナリーオプション業者は危険かもと疑問に思った際には、金融庁公式ホームページの「免許・許可・登録を受けている業者一覧」から確認できますので、チェックをおすすめします。バイナリーオプションを行うなら、国内業者を選んだ方がいいです。

まとめ

以上、バイナリーオプションの仕組み、メリットとデメリット、そして注意するべきことをまとめました。書籍やサイトを使って、バイナリーオプションの仕組みや、為替の知識、チャートの読み方を学び、分析しながら投資ができるように頑張りましょう。

バイナリーオプションのトレード時間を決めよう

バイナリーオプションで勝つコツとしては、トレード時間を決めることが重要です。為替相場には、時間帯によって特徴があるからです。

その時間帯の特徴を把握するだけでも、相当勝率が上がってきます。初心者の方は、チャートの分析より何より、ここから始めてください。

為替相場は24時間動いており、その時間帯によってトレンドが変わります。各々の時間帯の特長についてご説明したいと思います。

オセアニア時間(6時から8時)

最も早起きの為替トレーダーは、世界標準時であるグリニッジ天文台から最も近いニュージーランド、オーストラリアのトレーダーです。

この時間帯は、為替相場の動きはほとんどありません。オーストラリア勢やニュージーランド勢の取引量では、為替相場に与える影響は非常に限定的です。オーストラリアやニュージーランドの経済指標の発表があっても、ほとんど為替は動きません。

この時間帯は、方向性を読むのが難しいので、バイナリーオプションの取引はあまりおすすめできません。

 

日本時間(8時から15時)

日本時間が始まると、ようやく為替に動きが出てきます。ドル円、ユーロ円などのクロス円取引はそれなりに多いからです。

日本には輸出企業が多いため、輸出企業が海外から得たドルを円転させる動きや、ドル円をヘッジする動きなどが出てきます。

その取引は、午前10時のTTMが決まる時間に連れて活発になっていきます。TTMとは別名「仲値」とも呼ばれています。ここで決まった為替レートをもとに、銀行は顧客とその日一日の為替取引を行います。

みなさんも、海外旅行に行ったときに日本円を外国のお金に変えたことがあると思います。その時、電光掲示板に各国の為替レートが表示されています。その表示されているレートがTTMです。日本人が為替取引をする際の為替レートが午前10時に決まりますので、この時間帯を中心にレートが動く傾向にあります。

しかし、全体的に日本時間における為替相場の動きは、上に行ったり下に行ったりのレンジ相場です。やはり、日本勢だけで世界の為替相場を動かすというのは難しいということです。

初心者の方は、トレンドがあまり現れない日本時間で取引することはあまりおすすめしません。

ヨーロッパ時間(15時から21時)

この時間帯から、欧州勢が「グッドモーニング」と起きだして取引を開始します。特にロンドン勢が起き始める午後5時からは為替の変動が大きくなりだします。

ロンドンのカナリーワーフには欧米の巨大銀行やヘッジファンドが集結しており、百戦錬磨の為替トレーダーが縦横無尽に暴れ始めます。ロンドンは、昔は「シティ」が金融の中心街でしたが、シティは建物も古くIT化を進めるにも障害があったため、ほとんどの大手金融機関が「カナリーワーフ」に移転しているのです。

今では新たに開発されたロンドンの埋め立て地区であるカナリーワーフが金融の中心街となっています。そこには、モルガンスタンレー、JPモルガン・チェース、シティグループ、HSBCホールディングス、バークレイズ・キャピタルなど名だたる金融機関が集まっています。日本でいうと、お台場に金融機関が集まっているようなイメージです。

ロンドン勢が動き始める午後5時から為替にトレンドが出始めます。為替が一方方向に動きやすくなるのです。チャートにトレンドラインを引いて、その方向にベットすれば勝率は上がってくるはずです。

初心者の方は、午後5時からトレードを開始することをおすすめします。しかし、最もトレードを行うのにおすすめなのは、次のニューヨーク時間です。

ニューヨーク時間(21時から6時)

21時過ぎになると、世界の為替相場を牛耳るアメリカ勢が加わってきます。ロンドン勢とニューヨーク勢が参加する21時から2時にかけては、毎日為替相場の変動が一番大きい時間帯といえます。

これに、米国の経済指標の発表があった場合には大変です。為替は大きく動きます。特に、月初に発表されるアメリカの雇用統計の数値には要注意です。雇用統計は事前に各証券会社が事前予想を発表し、その中間値が予想値としてマーケットで共有化されます。その予想値とかけ離れた数字が出た場合、相場は大きく動きます。

初心者の方は、トレンドの出やすいこのニューヨーク時間に取引を行うことをおすすめします。トレンドラインを引き、30秒取引や1分取引で勝負をかけるのです。

また、この時間帯は会社員の方が仕事から帰ってきて自宅で取引ができる時間帯です。兼業投資家としてうまく本業と両立させることもできて、一石二鳥といえます。この時間帯を利用してお小遣い稼ぎができます。

但し、注意点としては、米雇用統計などの大きな経済指標が出る時間帯の前後には取引を行わないことです。この時間帯は、トレンドラインなどは意味を成しません。相場がどちらに動くかわからないのです。この時間帯に取引をすることは、投資ではなくギャンブルですので、バイナリーオプションをすることは控えましょう。

まとめ

バイナリーオプションは、トレンドの出やすいニューヨーク時間で取引することをおすすめします。

先ほども述べたように、この時間はサラリーマンの方が家に帰ってゆっくりできる時間でもありますので、トレードするにはぴったりです。この時間で経験を積み、才能があると思えば専業トレーダーになることを考えても良いかもしれません。

そう考えると、日本人の為替投資家は、世界一時間帯に恵まれた投資家だといえます。初心者の方も、ニューヨーク時間から取引を始めてみましょう。

バイナリーオプションとFXの違い

みなさんは、バイナリーオプションという言葉を聞いたことがありますか?

もしかしたら、聞いたことがないかもしれません。それよりも、FX取引という言葉の方が何倍も有名です。

FXで億り人になった人の話や自己破産をした人の話などが、ネットにあふれています。また、日本の素人FX投資家を表すミセス・ワタナベという言葉は世界的にも有名です。円安が進むと「ミセス・ワタナベが出動したようだ」と海外メディアも普通に使います。

ミセス・ワタナベというのは、2007年にFXで4億円を稼いで1億5000万円の脱税をしていた50代主婦からきた言葉です。それほどFXは私たちに身近な存在になっています。

Youtubeでの動画でも億トレーダーの実況中継などをやっていますが、ほとんどがFXトレーダーです。

バイナリーオプショントレーダーというのはあまり聞いたことがありませんよね。しかし、バイナリーオプションはFX取引の基本となるようなものです。

まず、バイナリーオプション取引でFXの知識を身に付け、その後FXトレーダーに転身すれば、非常に優秀なトレーダーになることができるでしょう。

バイナリーオプションとFXは基本的には同じ

バイナリーオプションとFX取引は、同じ為替相場に投資するという点では同じです。

為替相場には様々なペアがあります。日本人は、ドル円、ユーロ円、豪ドル円などの円を絡めた通貨に投資することが多いです。円を絡めた取引を、クロス円取引といいます。

しかし、世界の基軸通貨は米ドルです。ですから、慣れてきたFX中級者はユーロドルやポンドドル、NZドル米ドルなどに投資をします。この米ドルとの組み合わせをドルストレートといいます。

クロス円、ドルストレート、どちらでも勝つ確率は同じです。最初は、なじみ深いドル円相場で勝負して、慣れてきたら他の通貨に手を出していけばよいでしょう。

注意点があるとすれば、ポンドは変動が激しく「殺人通貨」と呼ばれていますので、ある程度資金に余裕がある人以外は手を出すことをおすすめしません。簡単に「億」稼ぐことも可能ですが、簡単に「億」を失うことも可能です。

ポンドトレーダーには有名なトレーダーにakiさんという方がいらっしゃってYoutubeもされているので、一度見てみることをおすすめいたします。

2.バイナリーオプションとは

バイナリーオプションとは、為替レートが上に行くか下に行くかについて賭けるものです。

単純に「上に行くか下に行くか」というものですので、ギャンブル性が高く危険だと思われる方もいるでしょう。

それが、FX取引に比べればそれほど危険ではありません。FXは、自分が賭けた方向と逆方向に行けば、自己破産するレベルまで財産を失うことがありますが、バイナリーオプションは「自分が賭けた金額以上は失わない」のが特長です。

ですので、非常に安全な賭けだといえます。イメージでは「ルーレットで、赤か黒のどっちにかけるか」という賭け方です。

FXのかけ方は、ルーレットでいえば「この列に賭ける」というくらい慎重な判断が必要になることを考えれば、バイナリーオプションは単純であるといえます。

バイナリーオプションの報酬額は、ペイアウト倍率によって決まります。ペイアウト倍率とは、賭けた金額の何倍が返ってくるかという倍率です。

業者によってペイアウト倍率は違うのですが、おおよそ1.6倍~1.9倍のペイアウト倍率です。

普通に取引したら2倍戻ってくるのですが、業者も手数料が必要です。2倍とペイアウト倍率の差が業者の手数料ということになります。

もし、ペイアウト倍率1.6倍で1万円投資した場合、勝てば1万6000円の報酬が貰えます。逆に、予測がはずれると、投資額の1万円はパアです。

ペイアウト倍率は、業者によって異なりますので、なるべくペイアウト倍率の高い業者を使いましょう。

FXとは
FXを日本語訳すると「外国為替」になります。

バイナリーオプションと同じで、外国為替相場で勝負する点は全く同じです。しかし、複雑さが違います。
バイナリーオプションは「上に行くか下に行くか」を賭けるだけです。運が強い人であれば、何も分析しなくても、億万長者になれる可能性があります。

しかし、FX取引には深い分析が必要になります。「どのくらいのロットを賭けるのか」「どのくらいの期間保有するのか」「金利スワップをメインにするのか値動きで儲けるのか」など様々な戦略が必要になります。

FX取引は、初心者の9割は負けます。コツコツ勝っていても、一発大きな負けを食らうと取り返しがつかないからです。

「コツコツドカン」という言葉はFXの世界でよく聞きますが、コツコツ勝っていてもドカンとやられてしまうのです。それは「損切り」のタイミングが非常に難しいからです。

初心者は「損切り」ができません。いつか戻るだろうと考えてポジションを放置し、取り返しのつかない事態を招きます。

3.まとめ

初心者の方は、まずバイナリーオプションから始めると良いと思います。

バイナリーオプションには、難しい「損切り」という決断もいりません。やればやるほど経験値が増していきますし、負けてもたかが知れています。「ルーレットの赤か黒に賭けるだけ」と考えれば、どれだけリスクが低いか理解できるかと思います。

バイナリーオプションで為替相場の動きになれたら、FX取引に手を出してもいいですし、ずっとバイナリーオプションで勝負しても良いと思います。

為替相場の動きになれる意味でも、まずはバイナリーオプションの少額投資で勝率を上げるのが良いと思います。そして、バイナリーオプションで安定的に勝てるようになったら、FXを始めるとよいと思います。

バイナリ―オプションはメンタル管理で勝率アップ!

資産運用というのは、メンタルスポーツです。スポーツというのはおかしいかもしれませんが、自分のパフォーマンスを見直し、どうすれば勝てるのかを研究し、実践していくというのは、非常にスポーツに似ています。

専業トレーダーの人は、プロアスリートと言っても良いと思います。

トレードには、それほどメンタルが影響します。「上に行くか、下に行くか」という非常に単純なバイナリ―オプションでさえも、メンタルが影響します。

自分の決めたルールにのっとってトレードして負け続けた場合、熱くなってしまってとんでもない金額をかけてしまう可能性があります。

そんなことをしては、一生「億トレーダー」になることはできません。 本日は、バイナリ―オプションにおけるメンタル管理の重要性について触れたいと思います。

1.メンタル管理の重要性

メンタル管理の重要性は、トレードだけではありません。日常生活においても非常に重要です。

会社でむかつくことがあっても、そこで上司にキレたら出世の道は絶たれ、どこかへ飛ばされます。契約社員の場合はクビになります。

トレードでも同じです。

冷静さを欠き、キレてしまったらそこで終わりです。おそらく回復できないほどの損失を被ることでしょう。

ですので、どんなに負けてもキレないこと、自分の決めたルールに従って取引することが最も重要です。

2.メンタル管理をうまくするには?

まず、絶対に避けなければならないのは「キレてしまうこと」です。 そのためには、資金に余裕を持ってトレードすることが重要になってきます。

例えば、生活資金を突っ込んでバイナリ―オプションをやってはいけません。

生活資金を突っ込んでやると冷静さを欠き、負け続けるとキレてしまいます。あくまでも、余裕資金で行うことを心がけてください。

また、メンタルを平常時に保つためには、安心できる業者と取引することが重要です。

詐欺業者と取引してしまい、勝った金額を出金できないとすれば、メンタルの安定性を保つことは不可能です。 安心できるバイナリ―オプション業者は、実は1社しかありません。

「ハイローオーストラリア」です。

ここで注意点があるのですが、最近「ハイローオーストラリア」の偽サイトが多く立ち上がっていて、詐欺サイトに登録してしまう人が散見されます。

それを避けるために、慎重に正規の「ハイローオーストラリア」で口座を開いてください。

次に大事なことは、最低限の勉強をすることです。

バイナリ―オプションは「上に行くか下に行くか」だけを賭けるだけですので、勉強もしないでトレードを始める人が多いと思います。

しかし、それでは確実に負けます。

最低限でも、サポートラインとレジスタンスラインについては理解して、自分の取引ルールを決めてください。

そうすることで、勝率があがりキレることもなくなるはずです。 取引ルールに従って淡々と取引することが、勝利につながります。

3.メンタル管理に重要な資金管理

バイナリ―オプション取引を、自分が決めた取引ルールに従ってやっても、何連敗もしてしまうとどうしても冷静さを失ってキレてしまいます。

そこで、重要なことはどんなに負けても、一定の金額で取引を行うというルールを己に貸すということです。

これは、非常に重要なことです。

例えば、5連続で勝ち続けて、調子がいいので6回目の勝負は賭け金を5倍に引き上げて負けたとします。

そうすると、勝率は5勝1敗にもかかわらず、通算損益はマイナスになってしまうのです。 それだけは避けなければなりません。

トレードは、淡々と、タンタン麺で行う必要があるのです。

4.資金管理方法のポイント

バイナリ―オプションを行う場合、絶対に資金管理のルールが必要です。筆者のバックテストによれば、口座資金の5%で取引を続けることがポイントです。

5%で取引を続けていれば、20回連続で負け続ければ資金はゼロになります。

しかし、サポートラインとレジスタンスラインの知識を身に着けた上でトレードを行えば、20回連続で負けることはあり得ません。

もしかしたら、何回か連続で負けることはあるかもしれません。

しかし、その際にも冷静さを保って口座資金の5%で賭け続けることが重要です。

たとえ、きょう一日がマイナスになったとしても、1週間単位でみたとき、そして1ヶ月単位で見た時にプラスになっていれば問題ないのです。

もし、1日の収益がマイナスであった場合には、ビールでも飲んできれいさっぱり切り替えて明日のトレードに備えましょう。

5.まとめ

資産運用は、さまざまな技術が必要ですが、やはり最も重要なのはメンタルです。

メンタルを管理するためのテクニックを上記で述べましたが、他にも気分転換の方法なども自分で考えてみてください。

トレードは、一生続けても良いくらい面白い趣味です。

市場から退場しないためにも、メンタル管理をしっかりしてトレードに臨みましょう。