投資初心者が積立投資を始めるコツ!おすすめは「つみたてNISA」

「つみたてNISA」だと投資の利益は非課税になると知っていましたか?

もちろん積立投資にリスクはありますが、他の投資だと20%近くの税金がかかってしまいます。

とはいえ、
「そもそも積立投資って何?」
「投資初心者だけと積立投資を始められるコツはある?」
という方も多いと思います。

そこでこの記事では、

  • 積立投資を始めるコツ
  • おすすめの「つみたてNISA」とは何か?

を具体的に紹介していきます。

積立投資は比較的リスクが低く投資初心者におすすめなので、ぜひご一読ください。

 

 

目次

初心者が積立投資を始めるコツ①積立投資がどういうものかを知る

よく分からないものにお金を払うのは怖いですよね?

投資も同じで、積立投資がどういうものか分かっていないと、怖くなり途中で止めてしまう可能性があります。

ここでは積立投資について

  • どんな投資方法なのか?
  • メリット

を紹介していきますね。

 

 そもそも積立投資とはどんな投資?

積立投資はざっくりいうと、毎月一定の投資信託(株や債権など)を積立ながら購入していく投資方法になります。

毎月積み立てるので、基本的には長期での運用が前提となっています。

そのため、株式やFXの短期投資(デイトレード)のように短期間で何度も売買することはしません。

また、積立投資は基本的にプロが運用している投資商品(投資信託)を自動で毎月購入するだけなので、手間もかかりません。

小額からでも積み立てることができるので、投資初心者にはおすすめの投資手法です。

 

 積立投資のメリット

積立投資のメリットは以下のようになります。

  • 自動で毎月積み立ててくれるので手間がかからない
  • 少額から積み立てることができるので初心者に優しい
  • 投資のプロが運用する商品(投資信託)を購入するので比較的安心
  • 複利が使える
  • 分散投資ができる
  • 積み立てた投資信託を売却して利益を得ることができる

プロが運用する投資信託を自動で積み立ててくれる投資方法になるため、投資初心者でもローリスクで気軽に投資できます。

ただし、投資に絶対はありません。

○○ショックなど株価が下がり続ける情勢になれば、いくら積み立てていても損してしまう恐れがあります。

 

 

初心者が積立投資を始めるコツ②積立投資の基本はリスクを抑えること

積立投資では株や債権以外にも国内外の様々な投資信託(不動産やその他の資産)を積み立てることができます。

一つの投資信託に集中する投資方法はリスクが高いので、おすすめできません。

そこでこのトピックでは、

  • リスクを抑えるには分散投資がおすすめな理由
  • リスクを抑えた積立投資の手法

などを紹介していきますね。

 

投資初心者に低リスクの分散投資がおすすめな理由

未来は誰にも読めないため、株や債権などの価値がどうなるかは誰にも分かりません。

ただ、資産を分散させることでリスクを抑えることができます。

例えば、1つの銘柄の株に集中していると、その株が下がった時に大きく資産を減らすことになります。

これが10の銘柄の株に投資しているうちの1つが下がっただけだと、資産の減少を最小限で抑えることができます。

投資初心者が積立投資を行う場合は、リスクを抑えた分散投資を心がけるようにしましょう。

 

ドルコスト平均法でリスクを抑える

積立投資はドルコスト平均法という投資法を使うことで、リスクを抑えることができます。

ドルコスト平均法をざっくりいうと、株価などが高いときは少ない口数(金額)で購入し、安いときに多い口数(金額)で毎月積み立てる手法。

毎月固定の口数を買う場合、月ごとに積み立てる金額が変わるので損失リスクが大きくなる可能性があります。

ドルコスト平均法の場合、株価などが大きく上下に変動しても平均した額を積み立ててくれるため、長期的に見るとリスクを抑えることができます。

 

積立投資はシミュレーションが重要!

積立投資は投資前に目標の利回りなどを設定しシミュレーションすることが重要です。

なぜなら、目標の利回りを達成するためにどれくらいの期間が必要か分からないと、利益が出る前に積立投資を止めてしまう可能性があるため。

もちろん、シミュレーション通りになるとは限りません。

ただ、事前のシミュレーションで積立投資の方針が分かっていると、不測の事態が起きたときも冷静に対処でき、将来的に利益を得やすくなります。

積立投資のシミュレーションは、金融庁の公式サイトや各証券会社の公式サイトからシミュレーションできます。

 

 

初心者が積立投資を始めるコツ③リスクやコストを理解する

積立投資は比較的リスクが低い投資方法ですが、もちろんリスクやコスト(手数料)などは発生します。

どのようなリスクやコストがあるのか簡潔に紹介していきますね。

 

積立投資は元本割れのリスクがある

積立投資は元本割れのリスクがあるため、預けたお金を減らしてしまう可能性があります。

積立投資に限らず、投資は全般的に元本保証はありません。

特に初心者は元本割れのリスクをしっかりと理解した上で投資してくださいね。

 

積立投資は手数料や運用コストがかかる

積立投資を行う場合、以下の手数料やコストが発生します

  • 販売手数料(投資信託の購入する際の手数料)
  • 信託報酬(プロによる運用コスト)
  • 信託財産留保額(運用期間を満たさないうちに積み立てた投資信託を売却したときにかかる手数料)

手数料やコストは事前に調べておくことをおすすめします。

 

積立投資の利益分は課税対象に

積立投資で得た利益は課税対象です。

ただ、積立投資の配当利益や売却益は申告分離課税になるため、税率は最大で20.315%になります。

総合課税のように最大で55%近くの課税にはならないので安心してください。

 

 

投資初心者は「つみたてNISA」がおすすめ

「つみたてNISA」は、2018年1月からスタートした制度になります。

もともとNISAは「少額投資非課税制度」といい、非課税で少額からの投資を推奨する制度。

積立専用のNISAが「つみたてNISA」です。

非課税の「つみたてNISA」の特徴はざっくりと以下のようになります。

利用できる人 20歳以上で日本在住の人(つみたてNISAと一般のNISAはどちらか一方を選択)
非課税になる対象 積立投資で得た分配金や売却益(譲渡益)
非課税期間(投資可能期間) 2018年~2037年(2018年から利用している場合最大で20年間投資可能)
非課税になる投資額の上限 毎年40万円が上限 (最大で800万円)

20歳未満の方でも、「ジュニアNISA口座」を作ることができます。

子供や孫が20歳未満という場合は、親権者などが代理運用することもできるので、ぜひ確認してみてくださいね。

 

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