FXで通貨の価格が変わる原因一覧!FXで抑えるべきポイントも!

「FXで通貨の価格が変わる原因って何?」そんな疑問を感じたことはありませんか?

 

実際にFXでチャートを見ていると、急な上昇、下落などが起こることがしばしば。

 

そこでこの記事では、FXの通貨が変わる原因をまとめてみました。最後には、FXに役立つポイントも紹介しますので、ぜひご一読ください!

 

目次

通貨の価格が変わる原因はファンダメンタルズとテクニカルの2つ!

 

通貨の価格が変わる原因として、ざっくりと

・ファンダメンタルズ

・テクニカル

の2つに分けられます。

 

ここでは、ざっくりと紹介して、後ほど詳しく解説していきますね。

 

ファンダメンタルズとは

 

ファンダメンタルズとはざっくりいうと、世界の経済に影響を与えるニュースのことです。

 

景気変動や金融政策、戦争から自然災害まで、様々なことがファンダメンタルズには含まれます。また、大統領や総理大臣の発言などもファンダメンタルズとして扱われます。

 

テクニカルとは

 

テクニカルはざっくりいうと、チャートの値動きのことです。

 

FX経験者ならイメージしやすいかもしれませんが、個人投資家や大手金融機関のディーラーは、通貨の価格が表示されたチャートを逐一監視しています。

 

人間心理、統計学などの計算によってチャートの値動きを予測するような投機筋(個人投資家や大手金融機関)が、大きな金額を動かすことによって通貨の価格が変わります。

 

通貨の価格が大きく変わるファンダメンタルズ一覧!

 

通貨の価格変動に大きな影響を与えるファンダメンタルズをまとめて紹介していきます。FXでも重要になりますので、確認してみてくださいね。

 

金利

 

金利はざっくりいうと、お金を預けたときの利子になります。100万円を預けて利子が1%だと1万の利益ですが、利子が10%だと10万円の利益になります。

 

金利は国ごとによって違い、より金利が大きい国の通貨が買われる傾向にあります。主要国の「政策金利」発表にぜひ注目してみてください。

 

物価

 

物価が上がると、通貨の価値が下がるため、通貨の価格は下落します。

 

逆に物価が下がると、通貨の価値が上がり、通貨の価格が上昇します。

 

物価の継続的な上昇は「インフレ」、物価の継続的な下落は「デフレ」と呼ばれ、FXにも大きな影響があるので注意してください。

 

景気

 

当然のことですが、景気が良いと株価は上昇し、景気のいい国に投資しようとする人や機関も増えます。そのため、景気がいい国の通貨の需要は増え、価格は上昇する傾向に。

 

逆に、景気が悪い国の通貨は、下落する傾向にあります。

 

貿易

 

大規模な日本の貿易会社が、アメリカに大量の物を売ると、日本の会社に大量のドルが支払われます。日本の会社なので、ドルのままだと社員に給料は払えません。

 

そのため、一度ドルを円に両替えする必要があります。その際に、大規模なドル売り・円買いが発生。そこで、大きく通貨の価格が変動することになります。

 

基本的に、日本の貿易会社が黒字が増えると円高、赤字が増えると円安になりやすい傾向があります。

 

政治的要因

 

為替の大きな変動は経済に大きな悪影響を与えます。そのため、政府など国の機関が為替市場に参加し、大規模なお金を投入することで、市場操作しようとすることがあります。

 

また、政権交代や大統領選挙など、国の政治が大きく変わるイベントでも通貨の価格は大きく変動する傾向に。FX会社からも、アメリカの大統領選挙前にレバレッジ制限されることが多くなっています。

 

国際情勢

 

テロや有事、自然災害などが通貨の価格に大きな影響を与えます。

 

戦争・紛争による情勢の不安や大地震、貿易戦争など様々な要因が考えられますが、より情勢が安定している国の方が通貨も安定しやすいと思ってください。

 

通貨の価格が変わるテクニカル要因一覧!

 

FXトレーダーの多くはテクニカル分析を使っているかと思います。確認になるかもしれませんが、通貨の価格が変わるテクニカルの要因を紹介していきますね。

 

投機的要因

 

銀行や証券会社、ファンドなど大手金融機関の投機的な動きも通貨の価格に大きな影響を与えています。

 

投機的(短期的な利益)な目的で通貨の売買を行うことももちろんですが、アメリカの金融機関が日本の株を買う際に、ドルを売って円を買うことになります。

 

国内外を問わず、投機的な売買は短期間で大量に行われているので、通貨がの価格が変わる大きな影響をあたえることも。

 

群衆心理を意識したテクニカル分析

 

大手金融機関や個人投資家は、通貨の売買を行う際にチャートを見ることがほとんど。そこで注目されるのが、群集心理を意識したテクニカル分析といったものです。

 

サポートラインやレジスタンスラインといった心理的に意識されやすい売買ポイントや、移動平均線やRSI、ストキャスティクスといったインジケーターの分析などがテクニカル分析にあたります。

 

その他、ダブルトップやヘッドアンドショルダーズといったチャートパターンなども存在するので、テクニカル分析は見方によってたくさんあると思ってください。

 

FXで抑えるべき通貨の価格が変わる原因まとめ

 

最後に、FXで抑えておくべき通貨の価格が変わる原因を紹介します。ファンダメンタルズ、テクニカル共に紹介していくので、FXでは以下のことは最低限抑えておいてくださいね。

 

ファンダメンタルズ

 

FXで注目すべきファンダメンタルズは、以下の3点になります。

・大まかな国際情勢

・経済指標

・要人発言

 

大まかな国際情勢は、ざっくりと今世界でどのようなことが起こっているかです。イギリスのEU離脱、米中貿易戦争、中東問題など様々ありますが、自分が扱う通貨ペアの国の情勢は最低限把握しておきましょう。

 

また、経済指標は各国が発表する経済に関する指標です。特に、「米国雇用統計」、各国の「政策金利」といった経済指標は通貨が大きく変わるきっかけになります。

 

FXのニュースサイトなどで、経済指標の発表時間がカレンダーなど一覧できます。経済指標の発表前は、スプレッドが開くこともありますんどえ、取引前には必ず確認してください。

 

さらに、突発的に各国の要人発言によって大きく通貨が変わる場合があります。特に、アメリカの大統領の発言で、一気に価格が急上昇・急落といった場面もしばしば。Twitter等のSNSでしか最新情報を追えない場合があるので、注意してください。

 

テクニカル

 

FXではテクニカル分析はほぼ必須。

 

レジスタンスライン、サポートライン、トレンドライン、チャートパターン、オシレーターなどのインジケーターなど様々なテクニカル分析があります。

 

人によって使いやすいテクニカル分析はあると思いますが、これと決まれば、過去の相場では有効だったのか検証することをおすすめします。

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